昨日はパンクラス大会だったが、これは普通に日程の都合上行けなかった。
むしろ一般論。
パンクラス、DEEP、シュートボクシング、アウトサイダー…… このへんの大会が、ぐんぐんと「試合数」を増やした興行になっているのは、いまさら言うまでもない。
それはなぜかというのもいまさら話であるが、簡単に確認すると「選手がたくさん出る→その選手の家族、友人、職場、地域の皆々様が応援に駆けつける」→「選手が出れば出るほど会場にお客が入る」
で、あります。
そのおかげで、いまやDEEPの佐伯繁代表が認めるように
「選手には半年前から声をかけないと集まらない」
「怪我があったり調整期間が短いと思った選手はオファーを断るようになった。なぜならすぐにほかの団体が声をかけるから、選手はベストの時期を選んで試合できる」
という、ある意味で今が「総合格闘技の黄金時代」になっていること・・・これも常識である。
(上の佐伯発言はあとでもっと検証したい)。
ただ、これも今更だが…
「そんな長い興行は、見るほうもしんどい。帰りの時間も遅い」
のである。
今まで気づかなかったのかというと、気づいていないことはなかったのだが……何とかクリアしてきた。むしろ、「同じ料金でたくさんの試合が見られるなら、コストパフォーマンス良くね?」と思っていたりしたものだ。
最近、しんどくなったのは主に、自分の体力の衰えがあるのかもしれない(笑)。……若いパワーなら軽々とこなせるミッションなのかもしれないが。
さらにいうと、「サムライ・ショック」といわれる(言われてるか?)総合格闘技中継の減少の前は、むしろDEEPやパンクラスで次々と生中継が実現していて・・・…しかも第一試合からメインまでを流す完全ノーカット中継だ。VTJでもネット放送などを見られる。
こういう放送を。寝っころがって、上半身だけ少しもたれかかるような枕・・・なんていうんだっけ?を使って、飲み物食べ物を用意してTVやパソコン画面を見る観戦のなんと快適なことか。
これも必要に迫られてのことだったが、すばらしいことだったよ。
ただ、2014年にはどうなるか・・・大きな大会ではそうなるのか。相変わらずサムライTVの動向には注目したい。
長時間興行なら、最初の試合はスルーするとか、ある試合のときはロビーで休息してリラックスするとか、本当はこっちが調整しなきゃいけない。ラスベガスで、ボクシングやUFCを第一試合から見る選手はいないそうじゃないか。
あと、土日の土曜日とか、次の日も休みの興行なら、ぐっと行きやすくなるんだけどねー。個人的にこういう日程を取れなくなったことも困難さのひとつだ。
逆に今でもタフに5R、じゃないや7時間興行、8時間興行を平気で見られる人々にはリスペクトである。
まあ、たいした話でもないが、ひとつの問題ではあるので、書いておいたなり。