- 作者: 太田モアレ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/05/07
- メディア: コミック
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http://gbring.com/sokuho/result/result2012_05/0526_jewels.htm
・・・浜崎はパスガードに成功し、袈裟固めとサイドポジションをキープしながらパンチを落とし続ける。
辻はブリッジとエビで切り抜けようと試みるも、浜崎がサイドから相手の右腕を取り、得意のアームロック! これがガッチリと極まり、辻はタップしないが、レフェリーが試合をストップ! 浜崎が頂上決戦を制し、王座防衛に成功した。
辻はしばらくしてから立ち上がり、笑顔でリングを降りた。王者は師・藤井惠の腕の中で大粒の涙を・・・。
「伝説が終わり、歴史が始まる」と言っても、いいのかもしれない。
辻選手、お疲れ様でした。彼女が残した業績の偉大さを、誰が疑うだろう。すでにして、その名は不朽である。これからあと、どのような挑戦を(あるいは挑戦に一区切りつけることを…)選択しようとだれがとがめよう。
そして浜崎選手。
「女子格の最強集団AACC」という点も証明し、その師匠藤井恵がこの前も敗北しつつも、内容を加味すればこちらの”伝説”が続行している(見方によっては「勝ち星を二回盗まれたが、今でも真実は不敗の存在だ」という扱いすらできる)ことも含め、さまざまにドラマが展開しよう。
そういう点では、12月にはジュエルスも金網の大会に挑戦する…ということを含め、この新しい動きを海外の流れとつなげることも必要だと思う。そういう点ではシュウ・ヒラタ氏の責任もますます大きくなってくる、と思う。