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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

エヴァンゲリオン劇場版第二弾が金曜ロードショーで(午後9時)

これも一応、告知しておいたほうがいいな。
http://www.ntv.co.jp/kinro/lineup/20110826/index.html

1995年のテレビ放送から、魅力的なキャラクターとメカニック、深遠な世界観で多くのファンを虜にし続けている「エヴァ」。そのエヴァの世界を生みの親である庵野秀明が自ら総監督を務め「リビルド<再構築>」した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」全4部作。その2作目となる「破」は、既存のエヴァの世界をまさに衝撃的すぎる手法で“破壊”した問題作だ。

セカンドインパクト”と呼ばれる大災害によって多くの命が失われた地球。謎の“使徒”と呼ばれる敵性体に対抗するべく、シンジは人型巨大兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとして戦い続けていた。シンジとの出会いで少しずつ心を開いていくエヴァンゲリオン零号機のパイロット・レイ。シンジの前に現れる新たなエヴァンゲリオンパイロット、アスカ。そして正体不明の少女・マリ。それぞれの出会いと過酷な戦いを通して、シンジ、レイ、アスカは大きく成長し、そして傷つき、物語は新たな次元へと突入していく。

TVシリーズから大きく逸脱することなく、最新CGを駆使して「エヴァ」の世界観を新たに作り上げた「序」に続く「破」でまず注目すべきなのは、衝撃的なオープニングだ。「新劇場版」からの新キャラクターであるメガネっ娘・マリが冒頭から大暴れ! 「局地仕様 仮設5号機」なる見たこともないエヴァに乗って、使徒と壮絶なバトルを見せるのだ。独特のスタンスで、戦いを楽しんでいるようにすら見えるマリが、物語にどう関わっていくのか、興味は尽きない。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 TV版 これまでに比べて格段に前向きになったシンジの成長ぶりにも注目。それを受けてヒロインのレイも人間らしい魅力を開花させていく。また、レイと人気を二分するヒロイン・アスカがいよいよ登場! 彼女が操るエヴァ2号機のビジュアルも、TVシリーズからビルドアップした。アスカが言い放つ「あんたバカァ?」という名セリフは相変わらず痛快で、自由奔放な彼女の魅力が鮮やかに描かれる。

それぞれに魅力を増し、互いを理解しあうかに見えたシンジとレイ、アスカを、しかし、過酷すぎる運命が待ちうける。子どもたちがなぜ戦い、傷つかなければならないのか。何者かが画策している「人類補完計画」とは何なのか。そしてゲンドウと“ゼーレ”との関係とは。物語は数々の謎を散りばめながらも、徐々に核心に迫っていく。

1作目の「序」に続いての参加となる「ローレライ」「のぼうの城」などの樋口真嗣や、「アニマトリックス」の前田真宏が画コンテや設定に参加。特に圧巻なのは、中盤のクライマックスの第9使徒と初号機のバトル。深緑の山々と夕暮れの田園風景の静謐さと、鮮烈で躍動感あふれる残虐な描写の対比が、圧倒的なパワーで胸を打つ。ゲンドウとシンジ、ゲンドウとレイの会話のシーンでの引きの画をはじめ、キャラクターの内面を丁寧に描き出すカメラワークも絶妙だ。

様々なシーンで印象的に使われる十字架など、聖書に基づいた世界観は深読みすればするほど面白く、謎が謎を呼ぶ展開に目眩がしそう。でも難しそう…と敬遠してしまうのはもったいない! 内向的な少年が苦悩しながら本当の自分を見つけていく成長物語である本作は、誰もが楽しめる純粋なエンターテインメントとしての魅力が満載なのだ。

ちなみに「序破急」の「急」を担う三作目「Q:Quickening」の「Quickening」とは「胎動」という意味も持つ。つまり本作は新しい何かが生まれるために必要不可欠な「破壊」の章ということになる。ラスト1秒まで驚きと興奮に満ちた第2章を心ゆくまで楽しんで!