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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

政治家の女性問題、フランスとアメリカに文化差があり過ぎて波紋。推定無罪の運用でも

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE3E5E2E1948DE3E5E2E7E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

新進の女性ジャーナリストが有力政治家に取材を申し込み、彼の職場の外で会うことにした。会合の場所はとある「ギャルソニエール」(フランス語で「秘密の隠れ家」)。何をするにも完全に人目を避けられる場所だった。

 若いジャーナリストが後に語ったところによれば、インタビューはほんの数分で悪夢と化した。その政治家に乱暴されそうになったからだ。

 現在、作家になったトリスタン・バノン氏(31歳)はそれから9歳年を重ねたが、弁護士のダビッド・クビ氏によると、いまだに2002年の一件から立ち直っていないという。問題の相手は、国際通貨基金IMF)専務理事のドミニク・ストロスカーン氏。当時は社会党の代議士で、今やフランス左派の地に落ちたスターだ。

 「私の依頼人は文字通り打ちのめされている」。クビ氏は日刊紙ル・パリジャンにこう話した。16日には他の報道機関に対し、バノン氏は現在、ストロスカーン氏を告訴することを検討していると話している。ストロスカーン氏は米国でホテルのメイドに対する暴行未遂容疑で訴追されたが、本人は容疑を強く否認している。

■多くのメディアが黙殺

 バノン氏は07年に「93フォブールサントノーレ」という深夜のテレビ討論番組で初めてこの訴えを公にした。ところが放送からストロスカーン氏の名前がカットされ、フランスのメディアはどこもこの話を後追いしなかった。多くのメディアが嫌疑の存在や誰に対する訴えかを知っていたにもかかわらずだ。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2011/05/f.php

フランスの次期大統領になるかもしれないと思っていた男が、押し寄せる報道陣の前で裁判所へと連れられていく――性的暴行容疑で連行されるIMF国際通貨基金)のドミニク・ストロスカーン専務理事の姿を目にしたとき、フランス国民の感情は恥じ入る気持ちから一転、アメリカの司法に対する怒りへと変わった。

「あの様子は想像を絶するほど野蛮で暴力的で残酷だと感じた」と元フランス司法相のエリザベート・ギグーは記者団に語った。彼女のこの発言は、大方のフランス国民の気持ちを代弁している。

フランスのテレビ局TF1のニュースに映し出されたのは、がっしりした護衛2人に挟まれ、乱れた服装のままひげも剃らず、後ろ手に手錠をかけられたストロスカーンの姿だった。

「こうしたシーンはアメリカではごく当たり前です」と、レポーターはあきれ顔を見せてカメラに語った。「この非道なアメリカの司法制度にひとたび足を踏み入れると、たとえ無実であっても哀れな姿で出てくることになるのです」
(略)
「典型的なアメリカ的手法だ。検察官は容疑者が犯罪者に見えるように演出し、世論のムードを無実から有罪へと動かそうとする。容疑者は逮捕の瞬間から尊厳を失う。それに対してフランスでは、尊厳は何を犠牲にしても最後まで守られる」
(略)
フランス人はアメリカの司法制度に対して怒りを募らせている。事件が発覚した当初、ニューヨーク・デーリー・ニューズ紙はストロスカーンの写真を1面に掲げて大見出しで「Le Perv(ザ・変態)」と報じた。

http://www.asahi.com/showbiz/enews/RTR201105180077.html
隠し子発覚のシュワ前知事に驚きや批判の嵐、新たなあだ名も

 隠し子がいたことが発覚した米カリフォルニア州アーノルド・シュワルツェネッガー前知事をめぐり、米メディア界で驚きや批判の嵐が巻き起こっている。俳優から州知事に転進し知事(ガバナー)をもじった「ガバネーター」というあだ名で親しまれていたが、今や精液(スパーム)を皮肉った「スパーミネーター」という呼び名も登場している。
(略)
ハリウッドのベテラン評論家マイケル・レビン氏は、今回の隠し子発覚について、映画監督ウッディ・アレンが女優ミア・ファローの養女と関係を持ったことが明らかになって以来、「最も非道なハリウッドのスキャンダル」と断じたほか、LATのコラムニストであるスティーブ・ロペス氏はシュワルツェネッガー前知事を「最悪のうそつき」とこき下ろした。

クリントンが女性問題(にともなう偽証)で弾劾されかかったとき、フランスで「性のマッカーシズム」という批判が出たことがあったな。
ちなみに日本では、連行とか現場検証(通称「引き回し」)は、警察が容疑者に配慮して見えないようにしたり、日程を隠すと報道の妨害だとして当局が批判されることもあるらしい。