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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

シュルトは落日期を迎えたかもしれぬ。その中で優勝できるか、が最大のテーマ。

フジ721時代は、ノーカット中継を見ていないとまさかの試合カットをされていたものだったが、さすがに4timeチャンピオンに対してはTVメインが用意されていた。だが、明白な判定勝利ではあるものの、部分部分では苦戦したといっていい展開でした。
決してセーム・シュルトの戦いぶりは予想外ではなく、初登場でスター性はいまいち(ここ重要)だが実力のありそうな新人は1回戦でシュルト戦、というのは指定席みたいなもんだ(笑)。
それに、相手はシュルトに劣らぬ2mファイター。そしてK-1との政権交代間近ともいわれる、ヨーロッパで大人気の大会「IT IS SHOWTIME」チャンピオン。
その大会を象徴するように、その若手は「午前11時の太陽」、そしてシュルトは「午後3時半の太陽」であったように感じられた。
あの一節がよみがえる。

♪獣のように 挑戦者は 襲い掛かる 若い力で
(アリス「チャンピオン」)

しかし、それでもシュルトは生き残った。
午後3時半の太陽であってもいい、その残光ですべての闇を照らせばいい。
もちろん、今回は例外的な不調で、決勝は完璧に仕上げてくるかもしれないし、そもそも決勝Tは見慣れた顔も多い(平均年齢を出すと面白いかも?)。
史上初の優勝5回、という金字塔を打ち立てられるか、
その記録は、おそらく誰もやぶれまい。・・・・・・・それは、大会自体が(以下略)。