なんか自分の中では、タイトルにあげた3作品、
- 作者: 太田モアレ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/03/05
- メディア: コミック
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- 作者: 遠藤浩輝
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/04/23
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- 作者: 木村紺
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- 発売日: 2008/10/23
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それで全員、連載ペースの違いはあれ、2年間連載を続けているのだからどれも大したものだと思います。
だが、論証を省略して結論(個人的な判定)を言います。
「現状、漫画作品としては『からん』が、他の2作品(「鉄風」「廻」)の3歩先を行っている」
いずれは論証というか再紹介の機会もあるでしょうから、今回は結論を投げっぱなしにするだけで勘弁してください。また他の二作品が決してつまらないというわけではありません。先頭を走る「からん」を含め、後を追う両作品も頑張ってください。
【追記】
ひとことだけ最近の「からん」の状況を。
(これまでの展開は下のURLを見てください)
減量と苦闘しつつ高校柔道の頂点を目指す大石先輩の話や、主人公の才能に嫉妬していた先輩が、その嫉妬をいいバネに変えて再起動しようとしている話なんかが進んでいるんだけど、もうひとつのメインストーリー「ちびで基礎体力のない未経験者だが、異常な記憶力(カメラアイ)と異常な負けず嫌いの根性がある子(九条さん)が、何かに覚醒しかけている?」という話が始まりつつあります。
あと、この作品の”欠点”になるかもしれなかった部分…「主人公が周囲の人間関係を高所から、戦略的にコントロールしようとしている(それがいささか鼻につく)」ことに、その子の覚醒が亀裂、落とし穴を与える可能性もある。
でもそれが主人公を成長させるかも知れず、そこもまた面白い。
過去の紹介書評
「廻」は断片的、他の2作品はある程度まとまった内容の文章だけど、紹介書評を再掲載。
■光と影、残酷と無垢のガチンコマッチ・・・新格闘技漫画「鉄風」を読む
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100317#p1■木村紺の学園女子柔道漫画「からん」が,格闘技漫画として凄い件(アフタヌーン)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090725#p2■柔道漫画「からん」続報 主人公vs主人公の先輩(師匠格)の寝技対決は?
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090810#p3
■遠藤浩輝「オールラウンダー廻」に関して提案する、いくつかの勝手な提言
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090504#p2
■「オールラウンダー廻」はどこから来て、どこへ行くのか(増田俊也風)
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100127#p3
格闘技漫画ゼロハチ、世代のそれぞれの講談社紹介コーナー
オールラウンダー廻(最新刊来月発売!)
http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000004596
- 作者: 遠藤浩輝
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http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000004389
鉄風
http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000005041
講談社が「格闘技漫画」と定義する作品リスト
こんなんあったのか。
http://kc.kodansha.co.jp/tag/genre_search.php/1000004596/16
ちなみに8月に闘う五味隆典を描く「アバドン」も1巻が出た。
Abaddon<アバドン>(1) (ヤンマガKCスペシャル)
- 作者: 和久井健
- 出版社/メーカー: 講談社
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