私はいちいち繰り返すのも面倒なので結論だけ書くけど、ロングスパッツはおろか柔道着やレスリングシューズまで選択制度でいいと思っている。ゴルファーがそれぞれ自分の資質や選択にしたがってクラブを選ぶようにね。
ただし、D.14で急遽ケージになったのは「金網の借りをリングで返しても意味が半減するから」みたいな話なんでしょ。私が前日書いたように「本番の試験は日中だから、体質を朝型にする」レベルかもしれないけど。
それなら、善悪やわたしの好みはべつにして、「北米基準がそうだから(慣れる為)それに合わせる」という理屈なら今回ロングスパッツは脱ぐのかしら?という話です。
もっとも青木は「米国基準ってUFCは今カネがあるから基準に見えるだけ。PRIDEにカネが合ったときはPRIDEが基準だったし、佐伯繁にカネがあったらDEEPが基準になるんだろう」という、それは正論を言っている。
マッハと青木はまるで考え方も違うし、実際にD.15 もリングになるわけで別にロンスパをはいてもそれえは自由なのだが、ひとつのアジェンダ・セッティング(議題設定)として、「青木真也、DREAM.15の復帰戦で、アメリカでは認められないロングスパッツを再び履くのか?」をここに提示したい。「リングかケージか論争」の五分の一くらいは騒いでも面白く、記事にもできるかと。
ちなみにこの話題を、リングコスチュームをつくる「公武堂」の公武堂TVで語ろうと思ったのだが、今週月曜深夜は、アオキの話題なんてほとんど出なかったのである(笑)こどもの格闘技の是非論とか、それ自体は有益な話なのですが。