INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

上エントリに補足・返答。楽観も悲観も、もう既に予想は当たってしまった【全文革命】

コメントへの最初の返答。【全文革命】

memo8 朝ダダで語られたことは、グリフォンさんが書いているような楽観的な未来ではないんだがな。

memo8 2010/03/01 05:49 リーマンなジャーリストなんてあり得るのかとか、こういうことやるにしても一番高いのは人件費とか、そういう当たり前の話をしていて、多分グリフォンさんが一生興味のない話だろうなあとも思った。

gryphon 2010/03/01 09:53 ハッシュタグの一連のつぶやきで概要自体は見たけど、そもそも私の上のエントリってどれも楽観・悲観以前の「否応なくそうなっていく」・・・というか「(かつてはそうならないという人もいたが)実際にそうなったじゃん」つー話だけどね。その状況では、以前と同じモデルは成り立たなくなること、以前わたしは福島香織氏と話したとおり。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091202#p5
ま、ご自身でダダもれを見てて感じたことでもあるならエントリにでもしてみてください

(※ちなみに、福島氏からはコメントを「そうそうそう。ちんたら書きましたが(※自分のエントリでいいたいことは)要約するとそういうことなんです。」とほめられました。自慢)


ここでTBが張られていることに気づいた。
http://d.hatena.ne.jp/memo8/20100301/p1

以下、コメントをベースに少し編集・追加。

gryphon 2010/03/01 09:57 と思ったら書いてあったけど、読まずに書いたコメントで完璧な返答だったところが我ながらすごい(笑)


ひとつ、補足するなら「そんなものは生まれない。お前がやらなきゃやらない」と言われたあとから(あるいは同じ時期に)
「テキサス親父が日本を語る」も

ロフトプラスワンから生中継」も
http://blog.livedoor.jp/pyocotan/archives/50814978.html
公武堂TV」も
http://www.stickam.jp/profile/koubudotv
「うがやチャンネル」も

岡田斗司夫のひとりテレビ」も

「DREAM・K-1公式YOUTUBE・記者会見動画」も

「mimipro」も
http://www.kamipro.com/podcast/
「岩上安身チャンネル」
(大臣会見を含むインタビュー動画をそのまま。カメラは1台、アマチュアが撮影)も
http://www.youtube.com/iwakamiyasumi

生まれたのであります。

ヴェルヌやウエルズに「月世界旅行とか潜水艦とかいうんならお前が作れ」といわれてもナァ(笑)。

そちら、上のようなものがそもそも成り立つ、成立することに以前は否定的でしたね。「記者会見は、オフレコのヤバい部分を切り取らなきゃいけないから手間がかかるので動画UPは不可能」というのは名言でした(笑)。

わたしは上に上げたコンテンツの成立にひとつもかかわっていないが(笑)、できるたんびに「ああやっぱりね」と思う資格はあったりする。


だいたい、神保哲生とビデオニュース・ドットコムの(維持運営の苦労)話って面白いつーか彼の十八番みたいな話。いまさら「面白かった」いわれても、ネット放送について語る人なら、以前からずーーーと聞かされててとっくに知ってるもんだと思ってた(「創」とかで)

TB先に名前の出た上杉隆氏が一番「楽観的」といえば楽観的で。

以前、私は「結論は違う(ことも多い)が興味を持つ部分はすごく共通している」と書いた上杉氏だが
http://diamond.jp/series/uesugi/10109/
■ネット時代の大臣記者会見は、客を呼べるコンテンツになった
と書き、会見がそのまま人気コンテンツとなるとの見方を示している。

「商業」と「趣味」について。

そもそも、大きな問いとしていうと「たとえばSRC(戦極)は商業か、趣味か?」というアレがある(爆笑)。

上に紹介した中で、100%「趣味」のくくりで言えるのは逆に「テキサス親父」のみですな。
少なくともほかは、まがりなりにも文章や言葉、芸でメシを食う人がやっている。
ネットの課金、ネットで儲ける方法は語りつくされたテーマで、しかもいい案がない。
せいぜい、「それでサイトに来てもらって、そのアクセス数が宣伝広告収入につながる」「アフェリエイトに誘導する」・・・あとは「宣伝になる。知名度、ブランド向上、別の仕事のオファーにつながる」。また、これに加え「社会的意義がある」・・・というのを理由付けにするという古典的な話。


「そういう言い訳で、結局はあんた自身の楽しさ、道楽でやってるだけだろ!」というのは角川春樹の映画作り以来、これもおなじみの風景だ(笑)


ただ、逆にいうとそのレベルでは、岡田斗司夫も「公武堂」も岩上安身(彼の場合は「使命感」とも言っているが)も、理由はともかくも現にやっている、つー段階まできているわけで。これはコストのほうの低下でもある。
逆に「ここまで趣味レベルでも、やろうと思えばできるようになるとは最初は思わなかった」という点では大きく予想を上回っているともいえる。

これに手を出したら、小原庄助(あるいは「シアター!」の劇団主宰)じゃないけどしんしょうがつぶれるよ、ということになったら、そう手軽に「趣味だ」でも「遊びじゃないぞ、知名度アップの手段だから」ということでも、こんなに実際にやる人はいないだろう。損は損でも、高品質とで品揃えで有名な武具メーカーの太っ腹な社長さん(ヨイショ)ならば耐えられる程度の損になっているという点は見逃せない。