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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

選手とチケット販売について、高崎計三氏に話を聞いた&「名古屋格闘秘宝館」

この前、「選手を通じてチケットを買うと、選手側は喜ぶか迷惑か?」というような話を書きました( http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100903#p4 )。

それが格闘技ライター・編集の高崎計三氏( http://twitter.com/solitario_k )の目に留まり、解説をうかがうことができました。
非常に分かりやすかったので、箇条書きで大幅に簡略化しつつも紹介。

高崎計三

・キックの大部分はファイトマネーの全額or半額程度は、現金ではなくチケットで支払われる。(※トップファイターや一部団体などは例外あり)
・例えば1試合で10万円とすると、うち5万円が現金、残りは額面5万円分のチケットが来て「それを売ってお金にしてください」との仕組み。
(グリ注「はじめの一歩」とかにも出てきますね)
・つまり、キック選手の多くは自分の持つ券が売らないとお金が入らない。
・総合でこの仕組みをやっているところは実は少ない。
・だから総合選手とキック選手の間には、押しなべて売る意識が違ってくる。
 
・この違いはどこから?それは興行システムを学んだ先。キックはボクシングから、総合はプロレスから学んだ。
・余談だがこの”親”の違いは入場・コールでも「キックは入場とコールで、青→赤と赤→青を入れ替えるが、総合は両方とも青→赤にするとか、パンフの広告を取る役割をジムに負ってもらうシステムの有無(キックはある)などにも伝わっている

とのこと。そして氏の意見としては

・キック選手の場合は、その人を通してチケットを買いたいという人がいれば、前述の仕組みがあるから間違いなく喜しい。

・総合の選手も、応援されることに感謝はあるはず。ただ、券を売ることがどの程度選手の収入に直結するか?これはその団体次第。
 
・個人的意見だが、小規模の総合団体もさらに大きく「ファイトマネーの一部としてチケットを選手に渡す」という仕組みに転換したほうがいい。

・いいことではない。だが身入りに直結しない券を頑張って売るのは限界もあるだろう。

・イベントのためにがんばるのも尊いが「まずはそれより練習したい」というスタンスもある意味正しい。

ご教示ありがとうございました。

【追記】
元関係者の証言。
元コメント欄(※現在は検索しやすさなどの関係で、本文にまとめている)はうしろにだらだらと書かれているが、読んでみれば、この「前提」部分こそが重要であることは一目瞭然なので、資料として転載しておいた。

memo8 2011/12/07 06:59
選手にいい顔する必要があり、総合の世界で最初は現金払いがほとんどだったのは多分ホント。そう始めてしまえば「あのーすいません、次回からチケット払いにさせて頂きます」とは言い難くなってしまうのも当然。このふたつを前提として (後略 読みたい人は   http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20111206  )

名古屋でDREAM前日、公武堂格闘秘宝館が合体!

http://d.hatena.ne.jp/N-Hashimoto/20100910

おなじみのトークイベント『格闘秘宝館』を、9.25『DREAM.16』に合わせて名古屋で開催することになりました!これも「名古屋の格闘技を盛り上げたい!」と全面協力を申し出てくださった公武堂さんのおかげです。

選手ゲストには、まず“復讐の殺戮ピラニア”こと長南亮選手が決定。『DREAM.16』出場の水野達也選手やジェイソン“メイヘム”ミラー選手のこと、そして自身が出場する『DEEP50』のことまで、聞いてみたいことは・・・(略)
 
(※時間、場所、料金などはリンク先参照)

長谷川社長と梅村寛選手は、「喋る側」として登場しないのかしら?
あ、「マイクを切って聞こえないようにオフレコを話す」という公武堂TV奥の手はライブでは使えないよな(爆笑)