[格闘技][柔道][DREAM][戦極]
たった10日あまりで、いまさら感も漂ってしまうのだがわたしは一覧的なDynamite!レビューをしてないこともあり、書きたいことは多々ある。その中でも、事前に予測不可能で緊張感があった試合はコレだった。自分はこの試合と、横田一則vs川尻達也が戦極vsDREAM対抗戦の鍵だと思っていた。考えてみればその数日後、公式に完全絶縁されるジムがその団体のために戦うってのもへんな話だが。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20091216#p1
予測不可能といいつつ、ここでははっきり小見川有利と書いていたが、これは小見川が前に前に出て「組み付いて」「パウンド」といった展開を想定していたのだから、あまり当たったと誇ることではない。結果的に、小見川は高谷とボクシング合戦を行い、相手の土俵で拳を叩き込んでKOしたのだから、事前の予測を上回った。
さて、そういう小見川だがご存知のとおり吉田道場とSRCは完全絶縁。とするとまさかこの後また修斗?ということもなかなか無いだろうし、日本で戦う場所はDREAMしかないのか…って話になる。だが「Dynamite!はほんとにクソッタレだ!」とFEGにも牙をむいているのが小見川だ。
谷川黒魔術はそれをも飲み込むのかもしれないし、DREAMにも所英男や前田吉朗、今成正和、王者のビビアーノ・フェルナンデスなど多彩な魅力的な相手がいる。
だが、わたしがtwitterで「OMIGAWAはもうSENGOKUに出られない!スコット・コーカーやダナ・ホワイト、WECは(再度)彼に興味を示さないのか?」的なつぶやきを挙げると、多くの人がそれを引用してくれたのでありマス。「OMIGAWAにアメリカの団体はオファーしないのか?」が、海外メディアのひとつのイッシュー(争点、話題)になるか。なったら面白いな。案外金網向きのような気もするし。
なんといってもせっかく覚醒したとはいえ、マッハと同世代。残された時間があまり無いのだ。
「柔道の中で悪かった」小見川問題。
大晦日の秀逸な煽り映像で出てきた、小見川の「高谷は一般の中で悪かっただけでしょ?俺は柔道の中でワルかったんだよ」というのは、なるほど科学的な正しさがあるような、無いような。
これによって「土浦日大付属高校(茨城)はタチが悪い」という伝説がまたも広まった。
あとひとつ、国際武道大学では1年で大学柔道部をシメた、という伝説もあるが、タテ社会の中のタテ社会たる大学の中でもそんなことが可能なんだろうか?可能だとしたら奇跡に近いことでは。「1年の中をシメた」ということなのかしら。
小見川と宮田和幸の高校同級生対談(ゴン格)はこのブログで紹介済みだが、もうひとつkamiproで小見川vsマッハの同級生対談をやっていた。なんといっても面白かったのは、高校卒業後、意外な場所で再開したという話だったのだが、われながら奥ある話で、ちょっと前のkamiproが今、見つからないっす。
kamiproのバックナンバーはきちんと整理し、保存しておかねば、特にそろそろ。深い意味は無い。
でもまあ、後で探しておこう桜井・小見川対談のある号を。
吉田道場で、小見川とほぼ同期だった村田龍一は
この記事を書くために小見川のブログを見てみた。
http://ameblo.jp/micci-mou/entry-10431492255.html
この人にも会いました。
あー楽しかった。
接骨医をしながら格闘技を続ける選手もいるが、そうでないかもしれない。