今回は、私はいけなかったのだが。
http://ameblo.jp/swimmingeye/
日本最強の不良はだれか、ゴチャゴチャ言わず決めたらええんや!をコンセプトとして始まったこの大会に、「ブロガー」として参加して決勝大会に勝ち抜くという、アウトサイダーの中でアウトサイダーになったらその人は何サイダーなんだ、という論理学的な問題まで発生させた”狂鬼のジャルゴ”佐野哲也。
彼が、自分の闘った試合を書いている。リングサイド観戦記はよくあるが、リングイン観戦(?)記ってことになる。
・・・ドタドタと間合いを詰めて両足をすくってテイクダウン
学さんは剛力をもって僕の首をフロントチョークで絞めようとする
が、正直だいぶポイントがずれていたので余裕があった。
和田さんの「ギブアップか?」の問いかけに人差し指立てて左右に振って応答するくらい。
しかし、いかんせん力が強いので早く疲れてもらうべく、この体勢を維持することを選択。
首を抜かずに、この極まらない状態のまま出来るだけ長く絞め続けてもらうように、苦し紛れっぽい腹へのパンチを落とし続ける。
頑張ればパスガード&首を抜いてサイドあるいはマウントを取れたかもしれないものの、あえて頑張らない。
1分ほど経過して和田さんがついにブレイク・・・
このへんの駆け引きは面白い。フロントチョークを仕掛けたものの極めるに至らず、そのスタミナ・腕力消費が試合を左右したとおぼしき試合は、プロの名勝負と呼ばれる試合でもかなり挙げることができる。
「おおきく振りかぶって」のような、技術論をさらに「駆け引きの心理戦」の部分を強調して描く作品を、こういうふうな部分も盛り込めば格闘技でも作れそうな気がする、というのは何度もかいたっけ。
そして、作戦の元となったのは孔明の罠。
・・・芹沢先生からは、学金狗さんは直線的にがーっとくるだろうから回っていなせというアドバイス
TSUYOSHIさんからは雑談の中で僕は攻撃に入ると顎が上がってるから、撃ち合いからタックルにいくよりもいきなりタックルにいった方がいいとアドバイスということでそのアドバイスを組み合わせた戦法を・・・・
決勝大会の行方は、各選手のチームとしての総合力も問われよう。