わたくしはホットケーキづくりに関しては士道館から二段を寄贈されるぐらいの腕前です。
五段や六段をホイホイくれるようならこっちから断りますよ(意味不明)。
しかし、実際に、うまいホットケーキを作るためにどうするべきか。
これはその個人的な記録である。
ようはなめらか、ふっくらなケーキを作るには、粉の段階で空気を入れなければいけない。粉をふるいにかけながらボールに入れるというやり方をしているのだが、自分の工夫として、泡立て器でこの乾いた状態の粉をガシャガシャとやります。役に立つかどうかは正直わからんがね。
そして、これは常識の範囲だが、卵を白身と黄身に分けて、白身をあわ立てる。白身はどんぶりを使った。ただ、本当は「ひっくり返しても垂れてこないぐらい」に、泡立てる必要があるのだが、そこまでできませんでした。
あとは、1つで済むところを2つ、2つでいいと思ったところに駄目押しの3つ目を投入し、数で敵軍を圧倒する。
粉は「ケーキのようなホットケーキミックス」を使った。
ホットケーキがケーキになろうというのは古代から恐れられたタブーなのだが、それに堂々と挑む。おれはこのTVCMを見たとき、錬金術師が人体練成を試みる光景を見るような恐怖感を感じた(嘘)。この粉の実力はどうなのか.
【追記】そうだ、重要なことを忘れていたが、粉はホットケーキミックスと小麦粉を5:5で混入しています。十割そばが必ずしも最高の味でないのと同様、100%ホットケーキミックスというのは私は、あまりいいものだとは思えない。
そして焼くときだと・・・実は、フライパンでなくてホットプレートを使うと、本当に絵に描いたようなキツネ色、またくむらの無い理想の色に焼きあがる。むらをつけようと思っても難しいぐらいだ。
今回は、IHヒーターであたう限り低温で焼いた。ホットケーキは、押しなべていえばどれぐらい低温で焼けるかが課題なのである。
食べてみた。
おいしかった。
だが、ホットケーキはなんでもおいしいので、こういう工夫をしたからおいしいかはよくわからない(笑)
==おわり==