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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「UFCはプロレス(WWE)卒業生を吸収し拡大する」…日の下に新しいものなしか

毎回で恐縮だが「OMASUKI FIGHT」のエントリから論考ス。
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-106.html

……ある時期になると、大多数のWWEのファンは、WWEのファンであり続けると同時に、年を取るにつれて、もうちょっとリアルなものをみたくなってくる。そしてかれらはWWEからUFCに、われわれ流の言い方では、「卒業してくる」。

私たちにとってそれは素晴らしいことだ。そういうファンはロイヤリティが高い。WWEのファンはロイヤリティが高くて、ハードコアな人が多いのだ。お気に入りのレスラーの良い時や悪い時をちゃんと知っていて、レスラーのしていること、バックグラウンドのストーリーを把握している。スポーツ的要素とエンターテインメント的要素のニュアンスを愛している。だから、まさにそのようなファンこそが、全く同じ理由で、UFCのコアなファンになってくれる。好きな選手を追いかけ、選手の成長ぶりを見届け、本当の値打ちを見いだしてくれるんだ

どこも略せない重要な意見なので、丸写し状態すまぬ。
笑ってしまうのはこれが「UFC→PRIDE」、「WWE→新日本」とすることで、ほぼ5年前?いや7年前?ぐらいの、日本の情況に当てはまることですね(笑)

もちろん新日はのちにUWFを生み、アントニオ猪木がそのまま格闘技のアイコンとなったような”幻想”があった。だからこそ、そのままゼロサムゲームのようにPRIDEが取り込んだ客はそのまま新日離れを起こした(と思う)。


ただWWEというのもそういう面は確実にあるんじゃないか?いくらスポーツエンターテインメント、ガチかどうかなんて言うも野暮、な最高のショーがWWEなんだとしても、ほら古今東西子供ってバカですから(笑)。
「世界最強の男?もちろんビッグショーさ!なにしろでっかいもん」てな純真な子供ファンは確実にいるであろうし、それが大きくなって、ああこっちがリアルなんだね、とアイドルの対象がチャック・リデルになる人もいるのだろう。

今後歴史が続くのなら「最初はハッスルから入ったんだけど、それを卒業してTHE OUTSIDERにハマりました」って子も日本では出てくるんだろうか。
どんな卒業だよ。

「そりゃもちろん、支配からの卒業

先生あなたはかよわき大人の代弁者なのか。



ついつい落ちがついてしまったが、リンク先のこれもやなオチだ。

・・・WWEのファンの特筆すべきもう一つのことは、まさに文字通り、彼らは消費者である、と言うことだ。PPVであれ、グッズであれ、彼らはポケットからお金を出して商品を買ってくれる。(略)そういう人たちはテレビにお金を払うことになれているし、ネットで情報を集めてくれるし、Tシャツを買うにも抵抗感がない。

UFCの連中、お前ら本当にお金が好きだなあ(まあキライなヤツもいないだろうが)。そしてこれも、5年か7年前は(略)が言ってたんだろうな(笑)