英文ブログには書いたけど、まあいいんじゃないかと思います。
理屈は簡単で、桜庭和志もホイス・グレイシーも今、総合格闘技でトップには立っていない。立ちたくても立てない。
その二人が闘う。
ちょうどいい。
てな理屈です。もちろん2000年のあの試合が持っていた重みなどを再現できるはずはないし、攻防だってあれよりもっさりしたものになるだろうですが、積極的に止めたいと思うものでもない。
まあ、普通のカードとして楽しみますよ。
また、何気なくHERO'Sのルールに5ラウンド制が導入されたことに注目。
あの90分試合には及ばないが、ホイス的な蟻地獄をやる余地はやや残った。
ところでこの勝敗や如何。
「どっちの体力低下、怪我がより少ないか」がテーマというのもやや情けないですが、いま聞く範囲では体重契約もなさそうだし、ナチュラルな大きさの差をうまく桜庭が行かせるんじゃないかな。
ホイスのギの有無も問題だが。
桜庭の隠れたテーマとして
「なるほど、今の桜庭では相手の鋭い打撃には対応できない。それはわかった。ならば、打撃はしょぼいのを寝技で補う、特に柔術ベースの寝技師(アローナのような打撃の一発も凄い奴は除く)にも通用しないのか?」
というのが個人的にはある。
というわけで楽しみましょう。ほかのよりはな(笑)。
あ、ブラッドピケットと所英男の戦いもどうなるかはちょっと注目している。