情報収集を例によって
http://tv7.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1134280622/
に頼ったのだが、もうメトロンの回は24話、だいぶ開始から経過してるんだね。
なんと今までゴモラ、ゼットン、キングジョー、アントラー・・・おお、往年の名レスラーを呼んだ、一時のFMWやWING,IWAのようじゃ。
そういえば俺、アントラーの回は偶然見ていたんだっけ。まさか継続的な傾向だったとは。
今後の予定をみると次の次の次が。
エレキング、キングジョー、メトロン星人がウルトラセブンの中で人気上位にくるのは、某パチンコ機種でも証明されているな。
さて、以前小生は「円谷プロは新作でも、いつも結局人気のてこ入れは成田亨・高山良策怪獣のリバイバル。なんて過去の遺産にあぐらをかいた、新しいものを生み出す力がない連中か」と揶揄していた
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20050910#p2
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20040504#p4p1
(その他「円谷プロ」で検索を)のだが、少し考えをあらためた。
以前、高島俊男や山本夏彦が「科学・理系の分野は時間の経過とともにどんどん優れたものがでる。しかし、文化的な営みはそうではない」と指摘していた。
山本氏は「人類の思想は釈迦孔子キリストソクラテス、聖賢の考えですでに出尽くした」といい、高島氏は「中国の文字表現、物語も水滸伝を超えるものはない。音楽だってモーツァルト、ベートーベンを以後超えただろうか」と問うている。
ならば、シュルレアリズムを本格的に学んだ成田亨の高みに、その後の怪獣デザイナーが到達し得なくても仕方ないのかもしれない。
ロボットデザインだって、大河内なんとか(すいません、覚えてない。ザク描いた人)【補遺・大河原邦男が正解】とか出渕裕をもって極まった、と後世評価されるかもしれないぞ。
そういえば、実家の引き出しをあけると、たぶん50以上の絵が描かれている「ぼくの考えた怪獣」ノオトがまだ残っている可能性が高い(笑)。
そろそろ燃やさないと・・・・・・