本放送で一年たって、ようやく「ファミリー劇場」で放送されてこちらも見た。
私は
■[SF][TV][CS][プロレス]最優秀怪獣賞受賞記念・エレキングさんインタビュー
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070804
■史上最強のシューター・キングジョーさん独占インタビュー!
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080730#p2
などのインタビューを進めており、もう一人の”キング”にも会うなど取材を進めてきた。
その中で当然この”ギャラクシー”についても聞いてはいたのだが、
「まあ同窓会みたいなもんですね。オールディズ・バット・グッディ−ズ。肩の力を抜いて楽しんできますよ」
「おう、俺も呼ばれてるぜ。プロモーターもよくわかんねえけど、ガーッと暴れりゃいいんだろガハハ」
「いまいち分からんが、一種の『模範演技』を若い連中に見せてくれ、ということと理解している。その割には、私にこの齢であのギミックをやってくれなんてオファーも一緒にあったんだが…かえって別物ということが分かっていいかもしれん。まあ分かる人には分かる技術を見せるよ」
などといわれてたので、「ああ、怪獣界のIGFね」と思っていたのだよ。
ところが・・・
まず、夢の対決が次々と実現してっている。
何しろ、これもレジェンド怪獣の激闘史を語る上では絶対に欠かせない、ゴモラさんが登場。
私も何度もインタビューを申し込んではいたのだが、タイミングが合わず実現していない。
それもなんと、ベビーターンをして人間の味方として登場したのだ!!これがまあ、度肝を抜かれた。
当然、それによって「夢の対決」もつぎつぎ実現。ゴモラもウルトラファイトに参戦が噂されながら、ついに上がることのなかった怪獣だが、エレキングさんと正面からしばきあう(その後、エレキングもリングでベビーターンし、夢のゴモラ&エレキングタッグが実現!!)
もうこれだけで大興奮。
キングジョーさんも、若手のアメリカ遠征時代にのみ使用し、その凶悪ファイトゆえに全米中、じつに13州で追放処分に遭ったという伝説のギミック「キングジョーブラック」を解禁。(このギミックで、ブッチャーやベアキャット・ライトとタッグを組み暴れていたとか。)しかし私のインタビューで言っていた「分解・合体は相手の攻撃をかわす技術であって、安易な客受けのパフォーマンスではない」というのを実践してくれてた。
「キングの会」メンバーのキング対決も次々実現した。
何よりみんな、体をつくってきている。
あれ?顔見せ興行じゃないのかな?と思ったとき・・・・・ゼットンが登場したのだよ。
そして
もう、
ハンパ
ない。
なにしろさっきのゴモラ&エレキング、+リトラとのハンディキャップマッチを苦もなくこなすんだぜ?
それもまあ、シュートじゃないとは思うんだが、まずエレキングを軽々と投げ飛ばし(肩の上以上に持ち上げていた)、空中殺法(二匹同時にジャンピングショルダータックルでダウンさせ、ドロップキックも披露)も使い、そして何よりその鋭い打撃。
顔面パンチとボディを使い分け、ゴモラをまじパネェミドルキックで悶絶させ、かかと落とし!!
この人、打撃系だったけか?ゴモラの定評のあるタックル(角を生かす)も軽々切っているし。
最後はブロードウェイ(引き分け)だったが、一見さんにもマニアにも実力差ははっきり見えていた。キングジョーさんとの絡みも、彼には悪いがやっぱりゼットンのほうが一枚上に見えましたよ。
よく「新マンに来日した頃の、ゼットンのコンディションはひどかった」といわれるが、やはりあれは例外的などん底の状態のゼットンで、まともに体を作った時のゼットンの「最強説」は再び幻想ではなくリアルな推測として立ち上がることになった。
発動するリアルだ。
私の、レジェンド怪獣を巡る旅も、これを受けて何か変わっていくかもしれない。
皆さんにお見せしたくちょっと探したのだが、とりあえず
でゼットン、ゴモラ、エレキング、レッドキング、そしてキングジョーブラックのパネェ強さとすごさをご覧下さい。
まだファミリー劇場では、今日と明日に後半を少し再放送するが、
http://www.fami-geki.com/time_t/title_list.html?title_time=20081022200000&year=2008&month=10
YAHOO動画のバンダイチャンネルで見られるようになっているのだ。
http://streaming.yahoo.co.jp/br/bandaichannel/tokusatsu/
もっとも私のようなFIREFOX使いは見られないが。ゼットン登場は11話から。ゴモラなどはレギュラー。