INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

新勢力は台頭すれども。

結果、及び試合内容
http://d.hatena.ne.jp/frigidstar/20050129


ああ楽だ。
いや、私事を書く形になってたいへん恐縮だが、風邪からの回復がままならず、今回は会場で知り合いを探すこともヤジを飛ばすこともできずに、ただ試合をおとなしく目に映すだけだったのだな。
またそういうときに限って(いや「限らず」だけど)開始時間が遅れやがるわ、判定が多いわで体力的にはかなりきつかった。


今回、メインやタクミ選手の試合なんかを見通して総合的に思ったのは、結局平凡な結論ながら「差し合い」が強い選手が強い、という基本的な潮流は、さまざまな例外の選手は出てくるであろうものの変わらないだろうな、ということでした。

上ブログでは

朴がチャック・リデル戦法に撤し(ってこう書けばもうだいたい内容分かるか)

とありまして、アレをリデル戦法と呼ぶか高橋義生戦法と呼ぶかで微妙な世代差も判るのだが(笑)、とにかく、各各のパーツとしての寝技、スタンドの質はどうであれ、差し合いが強ければその「選択権」を手にするわけだ。そういう点でも、本質的な優位性というものがある。
しかし、その戦いぶりは例えばいきなりゴロゴロと回転してヒールホールドを極めに掛かる須田選手の試合と比較すると、確実である分面白みには欠ける気がしないでもない。

ある程度、それは見る側としても一層に進歩しなければいけないんだろうし、さらにリデル・高橋戦法の名称の由来になった二人の試合はどれも面白いんだから、ことさら悲観的になる必要はないんだろうけどね。



個人的にすげえと思ったのは天突頑丈選手。
いや、あまりにも名前の通りだったので。タクミはあの階級の中ではもとより比較的スリムな体型だとはいえ、あのゴツい感じはすごい。牛乳飲んでるな、という感じ。
リングネームで目立つという発想は個人的には嫌いではないが、成功する例が稀なのも事実。
しかし頑丈選手はそのまんま、という直球勝負でよかった。