http://www.smn.co.jp/kanehira/
はいはい、ここでも取り上げたカネヒラさんですね。えーとレーガン神格化に異議申し立てと。
へい、目の付け所は良いとしましょう。で、その異議申し立ての中身は・・・
「冷戦の終結は、それこそ東側世界に住んでいた人々の血と汗と涙によってもたらされたのだ。この元映画俳優の大統領の果たした役割によって冷戦が終結したのではない。真の歴史の「正史」は、こうして葬られようとしているのだ。」
なんだよ、「血と汗と涙」って。具体性のかけらもないのみならず、じゃあなぜその「血と汗と涙」は、祖国の体制を立て直すことでも東が西を呑み込む形でもなく、レーニン・スターリン体制の崩壊という結果に終わったのか、その説明すらできまいに。
ボスの筑紫哲也が、それなりに潔くレーガンに対して思想的白旗を揚げた
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20040608#p4
というのに、この青年将校はまだ宮城を占拠して本土決戦に挑むつもりか(笑)。
そして「ロックは牙を抜かれた」という懐かしの不平不満を口にして、持ち上げるのがマドンナつーオチかよ。
いやいや日本も牙を抜かれてない若者はおりますよ。
「俺はいつでも戦争反対!」と訴えてた窪塚くんとか(笑)
最後に金平さん自身の言葉を引用しよう。
健全な肉体には健全な反抗心が宿る。