INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

カクトウログが10月のプロレス本出版情報を速報。どれも面白そうだ。ブッカーKもか。

http://kakutolog.cocolog-nifty.com/kakuto/2017/09/post-503d.html
かつて隆盛を誇った総合格闘技「PRIDE」は、1997年10月11日の東京ドーム大会、高田延彦vs.ヒクソン・グレイシー戦…(略)… あれから20年、回顧出版ラッシュの気配。現在キャッチできているものを列挙


▼new! 疾風怒濤! ! プロレス取調室 UWF&PRIDE格闘ロマン編 10月11日発売!玉袋筋太郎+プロレス伝説継承委員会 (著) 雑誌『KAMINOGE』人気連載インタビュー!「プロレス取調室」第3弾 疾風怒濤! ! プロレス取調室 UWF&PRIDE格闘ロマン編
 
▼new! ブッカーKが見た激動の時代(仮) 〜UWF、そしてPRIDEの崩壊 (プロレス激活字シリーズ) 10月18日発売!川崎 浩市 (著) 著者は、裏方でありながら “ブッカーK"と呼ばれ、ファンから広く知られる存在。裏方だからこそ知り得た事実がある! 未曽有のブームから、PRIDE崩壊を経て訪れた格闘技ブームの凋落。その華やかな舞台が輝きを失っていく過程を見た男がブーム崩壊を回想する
 
Puroresu_shinda_2▼new! プロレスが死んだ日。 ヒクソン・グレイシーVS郄田延彦 20年目の真実 10月5日発売!近藤 隆夫 (著) 1997年10月11日、東京ドーム『PRIDE 1.』から、20年。ヒクソンの圧勝、郄田の惨敗。あの日から、格闘技界の様相は一変した。プロレスの全盛期から、総合格闘技の黎明期、PRIDE全盛期まで第一線で取材・執筆を続けた著者が、この20年を詳細に振り返り、今だから明かせる真


「プロレス取調室」はすでに定評のあるシリーズの第三弾。
これはいいとして、ブッカーKこと川崎浩市氏、グレイシーを書いてた近藤隆夫氏はともに懐かしい名前。

川崎浩市氏は回想記をかくべきだ、とは当方の以前からの持論で実現は大いにうれしいが!!だが!!!本当は、彼が原作になっての、原田久仁信漫画が読みたかったんだよ!!
この機会に、連動でそういう企画もあってほしいものだ…

スペインで「立憲主義の危機」。独立は憲法で認めてないのに、カタルーニャが住民投票するってよ。/しかし憲法なぞ「我ら人民の声」にひれ伏す……

だが
スペイン憲法は、かく言う

第2条【国家の統一性、自治権
憲法は、スペイン国民(nation)の解消不可能な統一性、すなわち、すべてのスペイン人の共通かつ不可分の祖国に基礎を置き、これを構成する諸民族(nationalities)および諸地域の自治権、ならびにこれらすべての間の連帯を承認し、かつ保障する。
http://shiryouko.exblog.jp/1156332/

単純な話だ。
1:スペインの憲法には「解消不可能な統一性」「共通かつ不可分の祖国」と書いてある。
2:だから独立は、憲法違反。
3:独立したいなら、まず手続きを踏んで憲法を変えなさい。
4:それが立憲主義です(どやっ)

ザッツ・オール。
だが、反立憲主義者はかく言う。

スペイン政府は、住民投票は認められないとして憲法裁判所に法律を無効にする訴えを起こす構えですが、カタルーニャ州のプチデモン州首相は、裁判所の判断にかかわらず住民投票を強行する姿勢を示しています。


しかしそもそも「憲法規定に従って、手続きを踏んでの独立」・・・・・も確かにいろいろあるが、憲法を<無視して、反して>あるいは<飛び越えて>の独立もままあった。

スペイン・カタルーニャ州選挙で独立派勝利。だが憲法は「スペインは不可分」。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20121127/p2
 
国や一地域が独立する際の「法的な制度」は、どこまで整備されていることが必要なのか - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20141021/p2

…つまり簡単にいえば、独立って「実力でやったもん勝ち」以外の何者でもないのではないか、と。

憲法で「独立できないねん」「永遠に統一されてます」と書いとけば「じゃあしょうがないね、独立できないね」となる

そして憲法は「我ら人民の意志」にひれ伏す。憲法学者はあとから「あの時革命が起きた」と解説する・・・と、なるかな?

http://togetter.com/li/497014
Takehiro OHYA @takehiroohya 2013-05-03 16:22:53
(略)……日本国憲法への改正は明治憲法の規定を逸脱していたし、アメリカ連邦憲法は連合規約の改正手続を無視したし、フランス第5共和政憲法は第4共和政憲法の改正規定によらずして導入されてしまった。だがいずれも、物理的には可能だったとしか言いようがない。
 
そもそも民主政である以上、「我ら人民」が出てきて「これぞ人民の意志」と宣告されれば、統治者はそれを唯々諾々と受け入れるしかない。そう認められる条件をめぐって言い争ってもいいが、国民大多数が新体制に文句も言わず服従しているという圧倒的な現実を突き付けられれば、どこかで黙るしかない。
 
そのあとで憲法学者にできるのは、「あのとき革命が起きた」と振り返って呼ぶことだけ。よなはさんはこの関係を正しく認識していたが、八月革命説自体が改正限界論自体の限界を物語っているというわけだ。

「妻子があっても別の人と恋愛」って「愛と性と家族制度の多様性」と考えられまいか?(再論)/荻上チキ氏が自分の体験含め語った!

――違法性の議論の前に『けしからん』と世論が沸騰し、選挙で選ばれた人がその地位を追われました。
「メディアリンチですよね」
 
――なぜ、こんなことになったんでしょう?
「日本社会のいじめ構造とでもいいますか。」
 
――しかしモラルの点ではやはり問題があったのでは
「とはいっても、辞職まですることはないんですよ」
 
――ありがとうございます。以上、「育休議員」宮崎謙介氏について語っていただきました。
「おい待て」

というネタを、http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160622/p1でかいたのは1年と少し前。

だが、
そもそも。

荻上チキ氏の話から…「家族の多様さ」を突き詰めるなら「不倫」ってなんだろう、と。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160707/p2


「世の中に 不倫なるもの なかりけり 愛も夫婦も 多様なるゆえ」 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160119/p3

 

世間の誰に謝ればいいの? 内輪のことだから関係ないじゃん」は、実にリベラルな意見。「多様な愛の形があっていい」のだからそうなる - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160314/p2

 

 

「メディアリンチ」「違法性ないのに辞職に追い込まれた」という時、あの人のことも思い出してください。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160622/p1 


LGBTの次は「ポリアモリー」』とのこと。まあ「多様な愛の形」から考えるとそうなるわな… - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20151206/p1

  

「婚姻制度」は一種の”パッケージ契約”。それは可能か?個別契約は不可能か?そもそも「公」に定めるべきか? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150222/p3

 

同性婚がOKなら一夫多妻(複数婚)もOKの筈」http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150705/p2


これらは、煽りの意味とかは全くなく、荻上チキ氏が中心となって、ラジオ討論会などでテーマを掘り下げていくべき事案じゃないか、と思うのです。
・・・・と思ったら、ちゃんとコメントしてる


TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」、ニュースコーナー「Daily News Session」で、「民進党山尾志桜里・元政調会長が離党届提出」について、荻上チキがコメントしました。
https://www.tbsradio.jp/180483





思い出した話

呉智英「ホントの話」より〜

「私の友人が離婚しました。男性の方に恋人ができ、数年して離婚となりました。夫婦ともに私は友人だったので、いろいろ相談を受けました。男性に恋人がいることが発覚したころ、女性は私にこんなことを言ったんです。「彼に恋人ができて、何日も家に帰ってきません。悲しいです。私は、結婚していても人を愛するって大切だと思います。愛するってすばらしいことですもの。彼といつもそんなことを話し合っていました。でも彼が帰ってこないと、悲しいです」…友達甲斐がないようだけど、私はこれを聞いて笑っちゃったんですね。…「結婚していても人を愛するって大切」「愛するってすばらしい」なんて「彼といつも話し合って」いたら、そりゃ彼は恋人を作るって(笑)」

おまけ

収録しとく