俺は酒井法子の報道に接しても、まだ「プロサーファー」という仕事が成立するってことに実感がわかないんですよね。
あれだけ技術がいるもので、見ていてもスペクタクル感があり、しかも用具にこだわる人が多いのだから、その用具を売りたい人が「スポンサー」になるというのはうん、ありえるかなと頭では納得がいく。
鮎釣りのプロもいるわけだし、人間社会では予想以上に変わった形?といったら失礼だが、いろんな形でお金が回っているんだなあ、ってえことでしょうか。
「こち亀」でまだドンキーコングがゲームセンターになってたころ「わしはテレビゲームのプロになる」という両さんの台詞はギャグだったが、少なくとも韓国にはいま存在するからね。
それと格闘技が両立するか、といえば多くのファイターが今での生計は別だし、アンデウソン・シウバもディスコのプロダンサー兼ファイターとしてPRIDEで活躍した。でもフルタイムで練習するよりは強くないだろうから、やっぱり五味隆典の「プロサーファーを目指しつつ海外で戦う」というのを額面どおりに受け止めるなら、トップ、第一線に立とうというモチベーションはないよ。それでもいいならオファーがあれば受けるよ、というスタンスなんだろうか。 そういう人もいてもいいんだろうけど、惜しいね。
プロというのは作ろうと思えば何でも作れる。ただ警察がこわい。
コメント欄での話が、思わぬ方向に行った。自分の文章はちょっと分かりやすく、例も補足しています
ccc 2009/09/17 05:14
それを言ったらプロ格闘家も一緒というか。プロサーファーについてはよくわかりませんが、
これは答えになりますか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1428709874
gryphon 2009/09/17 05:19 そうそう、格闘技も奇妙奇妙。
ただ「見物人が払った銭で食える」という形はある意味、大道芸人と同じですから分かりやすい。
その芸が金になる、という部分ではもうみたまんま、なるほどと分かりますからね。
「風船ふくらましのプロ」とか「ロボットの物まねのプロ」というとはぁ?だが「見て面白がった人が銭を払う大道芸」といえばなるほどとみな納得する。
プロサーファーにより似た感じの違和感は「(MMAに出ない)ブラジリアン柔術のプロがいる」と聞いたときの感覚かな。
gryphon 2009/09/17 05:27
あれ、しかしスポンサーがいればもう間違いなく成立するけど、仮に無くても「大会参加者のエントリー料から賞金を出す」
「優勝者=すごくうまい人はその賞金をゲット」なるほど、この仕組みがそれなりにうまく回りさえすれば、本当にどんなジャンルでも「プロ」は成立し得るかもしれない。食える食えないの線引きじゃなくて「1円でもそれで金をもらえばプロだ」という宇野薫のお父さんの定義でいえば確実にそうだ。
その紹介URLにある、これは実際そうなのですかね?たしかにギャンブルしてるのと同じだろ、といわれりゃ同じかもしれないけど
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>日本の場合、エントリーフィを払って賞金をもらう大会に出る場合、プロ資格がないとゴルフのニギリやマージャンと同じギャンブルと見なされる
バランス感覚を養うから格闘技とサーフィンはあい通じる、という説
もあるが、いい波は奪い合いだから腕っ節が要求され、格闘技と親和性が高いという説も聞いたな(笑)