魔裟斗が引退へ。ひとつの歴史の終わりか、それともすべての歴史の終わりか・・・
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20090401-00000019-spnavi-fight.html
K−1MAXで世界王者に2度(2003年、08年)輝いた魔裟斗が現役引退を正式発表した。1日、都内ホテルで記者会見に臨んだ魔裟斗は「今年12月31日をもって現役を引退します」と年内引退を宣言した。
今後は7月のK−1 MAX武道館大会と大みそか12月31日の「Dynamite!!」に出場する予定。出場が注目されていた4月21日の福岡大会では“魔裟斗二世”HIROYAとエキシビションマッチを行うことが決まった。
「一番強い時に、みんなに惜しまれながら引退したかった」と引退理由を明かした魔裟斗は、残り2試合について「ゆるい試合をするつもりはない。ファンのみなさんが観たいと思う相手と戦いたい。最後はしっかりとした引退試合をしたい。最後までカッコよくいきたい」と意気込み。将来については「試合が終わってみないと分からない。いまは残りの2試合で最高の試合を見せたいだけ」と明言を避けた。
KIDや魔裟斗のようなHERO'S系のスターって、実は個人的にはなぜか「好きでも嫌いでもない」というような非常にニュートラルな思いしかない。魔裟斗には数多くの素晴らしい試合があり、あるいはそれと別に−−−もしくは重なる形でー−−主催者の意図に首をひねるような判定のつけ方で物議を醸したりするような数多くの試合があった。
しかしそれはそれとしても、とにかく日本で格闘技がブームだった時代(過去形)に生まれた不世出の大スターであり、存在それ自体がビッグ・ビジネスだった。
だから引退はそのまま、ビッグ・ビジネスの復活でもある。
「魔裟斗がいなくなればK-1MAXは終わる」
これが比喩表現であるのか、そのままの意味になるのか。
興味と危機感は尽きない。
FEG、マジにパンクラスを潰しにかかる。その三段構えの戦略とは?
■その1
笹原プロデューサーに命じて、パンクラスの興行日と同じ4月5日にDREAMを開催させ、興行戦争を行う
■その2
kamiproに命じて、パンクラスの大特集を組ませ、「kamiproが大きく扱いプッシュする選手や団体は没落する」というジンクスを発動させる。
・・・完璧だな。なにこの奇門遁甲は、って感じだ。
まあ冗談はともかくだ(kamiproのジンクス云々というが、そもそも没落前には一度栄えなきゃならんわけで、統計というか印象批評的トリック、ギャグのたぐいだろう)、4月5日、どうすればいいのかね。DREAMはDVDに撮っておけ、が正解なんだろうけど、4時間近い時間を翌週のどこかで取る事ができるかといえば難しい。
ついでにいうとパンクラスが後楽園なら、いろいろ時間もやりくりできるのに、という感じだ。
これは私的な都合であれだが。
そんなわけでパンクラスの次回興行は4月5日。
「戦極発世界」のマキシモ・ブランコあらため真騎士、
おなじく戦極からの刺客で「戦極G」で大特集された、日本MMA転向者の中でも上位のアマレス戦績を持つ大澤茂樹のデビュー、
某熊殺し、いや違ったくま殺しの盟友ABが、「パンクラスのレオパルドン」五十里祐一のグオゴゴゴという突進を受け止める一戦、
さすがに今回イズリングはないだろうの梁正基vs鳥生将大・・・
うーん、なかなかいい試合そろってるな。
ちょっと気になってきた。
http://www.pancrase.co.jp/tour/2009/0405/card.html
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朝鮮日報その他?で「秋山成勲がWBCで応援した国」が話題に
左の「はてなアンテナ」で、朝鮮日報で秋山成勲の話題があるときに見つけられるようにしている。
http://search.chosunonline.com/?q=%E7%A7%8B%E5%B1%B1%E6%88%90%E5%8B%B2
最新の記事は
WBC:秋山成勲、決勝戦の感想語る [2009/03/25 09:28:49]
米国の総合格闘技団体「UFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)」でのデビューを控えている秋山成勲(韓国名:秋成勲〈チュ・ソンフン〉)が、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦を見た感想を自らのブログで語った。 秋山は24日、自らのブログ・・・・
そのときのはこれだ。
http://www.judo-saiko.jp/akiyama/2009/03/wbc.html
短文なので、記録性や、省略部分がミスリードになるという批判を避けるために全文引用したい
みんな見ましたか?
かなり盛り上がりましたね!
自分も興奮しまくりでした!
個人的には前回日本はチャンピオンだったので、挑戦者という形で
韓国を応援してました!
いやーーしかし歴史に残る最高の試合でしたね!
両国を称えたいと思います。
原ジャパンおめでとうございます!
引用しといてなんだが、基本的にコクのない、つまらん文章だなあ(笑)彼の文章は基本的にそうだ。
ちゃんと読ませる文章を書く例外も多いが、格闘家にはこういうつまらない文章のブログを書く人も多い。近藤有己とか(笑)。
ま、基本はつまらんのだが、なんでここでわざわざ引用したかというと、やはりバックボーンやアイデンティティ、また今、秋山が置かれているスター、またはヒールとしての立ち位置などを見ると、やはり別の意味、面白さが出るからだ。
「個人的には前回日本はチャンピオンだったので、挑戦者という形で韓国を応援してました!」
確か朝鮮日報の前にも、ネットで一部話題になったが、予想よりはかなり小さい反響しか呼ばなかったような気がする。
地震でたとえれば震度4ぐらいくるかと想定していたら、震度2ぐらいだった・・・という感じ。これが話題になったところを見ていないだけかもしれないが。
原理的に考えてみれば、「挑戦者という形」とかを除いても、秋山のような反応はごく当たり前のことであります。
ハワイに空手チョップの男がやってくれば、ハワイやロスの日系二世か三世は、その国籍、ナショナリティがUSAであっても、リキドゼンに熱狂するし、グレート東郷が汚い真似をすれば同じ日本人のツラよごしだ!と憤る。
ブルーノ・サンマルチノの人気はNYでは絶大だ。あそこはイタリア系移民が圧倒的に多い。そのイタリア系がうんだヒーローだからな、ということでスタン・ハンセンは汚い陰謀でNYを追放された。
いずれもソースは梶原一騎・・・・と書くと一気に信頼性を失うが(笑)
2002年かそのちょっと後か、朝生で在日コリアンやコリア系日本人を集めた回があって、冒頭で「この前のW杯は日韓どちらを応援しましたか?」という質問があった。NKタクシー総帥の青木氏が「韓国ですよ、当然でしょう」とこともなげに答えていたのと、他のパネリストの中から「そういう質問はすべきじゃない!」という怒りの声があがったのを記憶している。(違っていたらすまん)
いまのところ、それが状況的な「ザイン」・・・「すべきじゃない、という状況にある」という認識ならまあ間違ってはいないのだろう。
だが、そこから進むべきであることも事実だと思う。
昨年のアメリカ大統領選で、コリン・パウエルがオバマ支持を表明したとき、こういう印象深いくだりがあった。
バラク・オバマはイスラム教徒だ、という噂が流れているようだ。
正解をいうなら、それは事実ではない。彼はキリスト教徒だ。
だが、さらなる正解が実はある。
「それがどうした?」だ。
別にイゼルローン共和国政府のスローガンではない(またそのネタか)。
秋山的な来歴を持つ人が「日韓戦盛り上がりましたね!僕は韓国を応援したけど」という一文に、「それがどうした」という感じで盛り上がりというか反響がなかったなら、それはそれでいい兆候だという気がする。
【補遺】パウエル発言がソースつきにならないか、と探してみました。
http://blogs.yahoo.co.jp/honestly_sincerely/58724792.html
によると
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タイタニアが地上波放送されるそうな。田中芳樹は続編を書く気になったそうな。
http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2009/04/post-e8a6.html
BS2でお楽しみいただいていたアニメ「タイタニア」ですが、明日(4月2日)よりNHK総合テレビで放映が始まります。
(略)
放映は、4月3日午前0時45分(4月2日の深夜ですね)から、毎週1話ずつの放映となります。
「田中さんが、これを見て『タイタニア』の続篇を書く気になったという第1話」
だってさ。
「作家秘書とは、作家のために今後の刊行予定において嘘を言うために派遣された最も正直な人物である。」