INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

所vs山崎。なぜ苦し紛れ?のアンダーカードの方が好勝負になりそうなんだ(笑)

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/etc/20080715-00000022-spnavi-fight.html

「DREAM.5 ライト級グランプリ2008決勝戦」(大阪城ホール)の開催まで1週間を切った15日、都内・DEEPジムにて記者会見が行われ、新たに所英男vs.山崎剛のワンマッチ追加が発表された。所は「DREAM.4」からの連戦、山崎は「DREAM.3」以来の出場となる。

日本の格闘技を見ているといい加減、直前のカード決定や連戦というのはどれぐらいが限界なのか分からなくなってくるが(笑)、これはいーい試合ですね。こういうカードがこつこつと発表されていけば、DREAMへの信頼はますます高まるのに。この時期に発表すると、大阪のスポンサーを前に
「ミルコの代わりですか…えーとえーと…所くんなんてどうでしょうかね?それに売り出し中のハンサムボーイの、山崎って選手がいるんですよ!この二人が闘えば女性ファン、失神確実です!!・・・ところでこの、足のセメントを外していただいてですね。ちょっとワタクシ、海水浴は苦手でして…

と、こんなやり取りがあったのでしょうと推測され…ませんが。

あとひとつは、この前、格闘技界のF4がどうのこうのというのにクレームがついていや、ちゃんとそういう人もいますって!と弁明するためのカードという可能性も。


それはそれとして、なぜにこのカードがいい試合なのかというと、
ここでいい尽くされているから繰り返そうとは思わない。。
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20080715#1216097719

■HERO'S参戦以後、所が対戦した日本人は、勝って当然のレベル(池田、安廣、金子、稲津)か負けてもしょうがないレベル(宇野、田村)で、等身大の日本人との対戦は初めて。

■以前から、所が65kg級の日本人の中でどれくらいの位置にいるのか知りたかった。山崎戦は物差しとしてちょうどいい相手になる。


■山崎は65kg前後のクラスでは今成・志田に負け、中堅クラスの選手には勝っており、トップグループからはやや落ちるくらいのランクの選手。KID戦を目指す所にとっては負けられない。

■今回は山崎が直前のオファーだったらしく、これから減量するらしい。しかも64kgまで落とすのは初めてで、コンディション面では所が有利か。


所英男というファイターは疑いもなくZST時代から多くの美質を備えていたが、TBSによって世間的には花開いたことも間違いない。つまりその分「TBSの呪縛」にもがっちりからめ取られていたわけです。
「TBSの呪縛」というだけで、たぶん格闘技ファンにはそのまま通じてしまうのがやだな(笑)


ここでさらに邪推をしますが、DREAMは、おそらく内部、マッチメーカーの中核には「PRIDE生え抜き選手のほうが、元HERO'Sの選手よりかわいいな」という意識があると思っている。しかし潰したら元も子もないし、守る勢力もある。そこでなんかいろんなバランスが取れて、結果的にダレン・ウエノヤマと所英男の試合はbloodyELBOWサイトで08年上半期世界ベストMMA4位に選ばれることになったということだ。


今回も山崎剛との試合はちょうど技術的にも面白い。
GRABAKAの寝技はやはりセオリー重視みたいなところがあるけど、所はよくもわるくも一発逆転の大胆なギャンブル的極め技がある。完全にかみ合わないかもしれないんだけど(笑)、まあ盛り上がるいい試合になると思います。


ところで、今回はイケメン対決、つーやつですけど、試合結果によって女性ファンがどっちかにごっそり移動するようなことはあるまいな(笑)。いや、逆に強さによってファンが変わるのならそれは健全なのか。

16日放送の、キングジョーの番組を見ておいてほしい

本当はこの前に書いておきたい話があったのだが、時間の都合でそれは間に合わなかった。
以前はTBSチャンネルでの再放送だったが、チャンネルが変わってファミリー劇場での放送だ。
http://www.fami-geki.com/ultra/max/story/index.html


第14話「恋するキングジョー」

地球に潜入した4機の宇宙戦闘機を追っていたDASHの前に未確認飛行物体が出現。物体は突如花火を発し、空中に「キングジョー」の文字を描く。一方カイトは休暇を装い、特命で夏美の調査に。そこで、「自分はゼットン星人に取り憑かれている」と告白する夏美であったがカイトは夏美を必ず守ると約束。その言葉に夏美は心を開いていく。しかし、再び夏美の前にゼットン星人が現れた。果たしてゼットン星人の狙いとは?そして空中に書かれた文字の意味とは?夏美はカイトを救い出す事が出来るのであろうか・・・!?

登場宇宙人・怪獣:キングジョー
監督:八木毅
脚本:上原正三


まあ、放送スケジュールが初回放送(日)19:30〜20:00 再放送 (水)16:00〜 (土)11:30〜 だから土曜まで余裕があるな。
微妙に伝説のエントリである(?)これを読んでおいていただけるとさらにわかりやすい。何がだ。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20070804#p2

ドラえもんの新作映画は「のび太の宇宙開拓史」リメイク

http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20080715

 来年3月に公開される映画ドラえもんが、「コロコロコミック」8月号で正式発表されました。

新・のび太の宇宙開拓史
 監督:腰繁男 脚本:真保裕一

 ■公式サイト

 http://doraeiga.com/2009/

 今年3月に劇場で『のび太と緑の巨人伝』を観たさい、上映の最後に来年の映画をほのめかす映像があって、そこにチャミーらしきキャラクターがいたことから、来年は『のび太の宇宙開拓史』のリメイクであると予測できていました。

『宇宙開拓史』は、歴代の大長編ドラえもんのなかで・・・・・・


私は当然、全部の映画を見ているわけでは無いから後期の作品とは比較不能だが、長編二作目だった「のび太の宇宙開拓史」が他の作品とは一線を画したスペシャルなものであるという感覚がある。
「宇宙のある星を開拓して移民する」という設定が当時子供だった自分には新鮮な驚きだった。赤い月、青い月の二つが昇るというだけで何となくセンス・オブ・ワンダーを感じたし、ワープの失敗、故障が偶然地球の、のび太の部屋とつながってしまうというのも、いかにも「長編ドラえもん」らしい大冒険を感じさせた。
また、それがきっかけで生まれた星間交流だから、その故障が終われば永遠の別れが来るわけで、その「一期一会」性がやはり普通のドラえもんとは違う感じがしたのである。
映画ドラえもんでもなかなか一期一会的な設定はつくれない(あまり作っても安売りになるだろう)ので、そういう点で秀逸だったのだろう。

最近のエントリでは「SFだから一般には受けないだろう」ということをしょっちゅうやっているが、今「宇宙開拓史」を思い出すとそんなことはない、ちゃんと切り口を工夫し、作者自身も楽しめば、子供たちに「SFとは何ぞや」を洗脳できるのだということを教えてくれるのではないだろうか。

西部劇と決闘

ところで、子どもの頃僕は漫画が映画やTVになるとき、「アレンジ」というものがされるということにまったく気づかなかったので、原作を読んで映画館に行ったら、相手の用心棒とのび太が決闘するシーンが無くなっていてがっかりしたことがある。
この作品を支えているのは、「まんが道」で描写されているように、昭和30年代、時には藤子コンビが二人で、時にはトキワ荘の「新漫画党」集団で、そして時には編集者をまいてトンズラした手塚治虫のおごりで(笑)見まくった全盛期の西部劇にあることは論をまたない。


まんが道で、…何の作品だったかな、決闘の際に悪役が一瞬ニヤリ、と笑ってからずでんと倒れるという新しい演出がある西部劇を見て、映画館を出た手塚がそれを目ざとく指摘し、その観察眼と旺盛な吸収欲に藤子コンビが驚愕するというエピソードがある。
それをおそらく自分流にアレンジした部分もあるのだから、今回はぜひ原作どおりにしてほしいな。

「心をゆらして」

旧「宇宙開拓史」の挿入歌(EDは一作目に続き「ポケットの中に」だった)は「心をゆらして」。
たぶん、これをうたった「岩渕まこと」さんは多分この後、あまり売れなかったんじゃないかと思うのだが(笑)、この歌は畢生の名作です。作品内容にも合っている。
http://blogs.yahoo.co.jp/harukin1211/53934198.html

歌詞
http://www.uta-net.com/song/73482/


http://www.nicovideo.jp/watch/sm3030165