最初聞いた時は「復刊説」だったが、早速確認エントリが入ってきた
http://kakutolog.cocolog-nifty.com/kakuto/2008/05/post_2e28.html
復刊だ復刊だ、めでたいと大喜びしてもいいところだが、実は先月までの「GONKAKU」が、休刊前と比べて(やや海外情報は減った?ものの)まったく不満の無い水準であったため、さほどでもない(笑)。まあまったく波乱なく繋げるなら、それこそ名中継ぎの証拠である。
DREAMの興行がよければ、PRIDEを懐かしむこともないだろ(笑)?
テリーマンが頑張れば、プリンス・カメハメのグレートを懐かしむこともないだろ(そうか?)。
まあ、そんな余談をしているバヤイではない。
せっかく格闘技雑誌の話題になったところで、以前から聞きたい考えたいテーマがあったのだ。
今回、「22年の歩み」という特集記事もあったりで、ある程度タイムリーーであろう
つまりは「雑誌・書籍をどう保存するか」であります。
当道場本舗読者の中には多少、「格闘技には興味ない」つう人もいるでしょうが、そういう人は格闘技雑誌の話じゃない一般雑誌、書籍の話だと思ってもらえればよい。
ここでまず、いったん切ろう。
本棚不要論
四川省地震、死者は5万人になろうかという勢いで、深くお悔やみ申し上げる。
今回ぐらいの大規模地震だと無理かもしれないが、ただやはり、かなり大きな地震があったとする。以前は関東大震災の類推で、地震の後の大火災こそよっぽど恐ろしい、とか言われたものだが、ここ10年の大地震を見ると、結局一番怖いのは、最初の一瞬で、最初の揺れで物にぶつかり、物に潰されてしまう危険だということが分かってきた。
してみると、タンスにゴンである。いや不謹慎だったか。
つまりタンスとか食器棚とか、そういうものをいかに少なくするか、少なくともタンスがある部屋は居間や寝室と別にするべきなのであります。
当然、本棚も。
でだ、そもそもタンスとか本棚って必要なのか。
もともとタンスは服を、本棚は本を入れるところだ。それが昔はいざしらず、今、木を切ってそれを組み合わせてつくったような、無駄におしゃれで無駄に手間がかかって無駄に高価で、何よりも無駄に重い。少なくとも求められている機能から逆算すれば、いらねーよだと思う。
しかし棚状に本は置いておきたい…
私は若い頃、段ボール箱を愛用していた。今も一部使っているが、全然惜しくないし取替えが効く。だが、書籍の数が増えるにつれ、この一覧性の無さはこまったことになった。探す時はいちいち全部出すし、上に重ねるといっても安定性が悪い。
そこであれこれ考えて、はたと発見した。
パンパカパーン、私が考える本収蔵のためのエースとは?
それは樹脂製のクリアチェスト&収納ケース(ともに服専門)です。
写真はこれ。とりあえず手当たり次第に。
![f:id:gryphon:20080522234423j:image f:id:gryphon:20080522234423j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/gryphon/20080522/20080522234423.jpg)
![f:id:gryphon:20080522234512j:image f:id:gryphon:20080522234512j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/gryphon/20080522/20080522234512.jpg)
そもそもクリアチェストって言い方は一般的な名前なのか、商品名なのかもよくわからん。
だが、ようは三段とか4段で、プラスチックによってつくられる引き出し。
これが実は本を入れる際にヒットなんです。
軽くて、便利で、安くて、何より署名なんかも簡単にわかる。
あと普通の本棚って、ガラスケースつきでない場合は、1年2年読まない本の上にはほこりがたまって汚れるでしょ。これは一応密閉に近いからその心配は無い。
また、地震のときの安定性は無いが、もともと自分自身の重さがないから、危険性は本棚と比較にならない。倒れても、また立ち上がればいい。これを「シャリバンED方式」といいます。
前よりも強くなれ。
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あと、簡単にいえばそのまんま、収納ケースって名前のものもありますね。
これも積んでいけばまちがなない。そしてかなり収納できる。
一気にブランド名も紹介。ピンボケそ、ブレなどはご容赦を。
(A)![f:id:gryphon:20080523010012j:image f:id:gryphon:20080523010012j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/gryphon/20080523/20080523010012.jpg)
(B)![f:id:gryphon:20080523010029j:image f:id:gryphon:20080523010029j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/gryphon/20080523/20080523010029.jpg)
(C)![f:id:gryphon:20080523010004j:image f:id:gryphon:20080523010004j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/gryphon/20080523/20080523010004.jpg)
(D)![f:id:gryphon:20080522234659j:image f:id:gryphon:20080522234659j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/g/gryphon/20080522/20080522234659.jpg)
本がかなり入って便利だよ。奥行きがかなりあるので、文庫、新書が三段ぐらい入るのです。厚さに幅があるから一概には言えないけど、一列に20冊ぐらい文庫が入るのだからだいたい60冊ぐらいだろうか。
なぜクリアチェストはあのサイズと決まっているのか。
ただ好漢惜しむべし、
この特にクリアチェスト、一部の収納ケースって、なぜだかほんとにね、ちょーどぴったり=ギリギリ新書が入るサイズなのだよ。で、もともとは服を入れるための家具だから本を入れるにはわずかにがっしりさが不足している。
どうなるかというと、最初はギリギリOKなのだが、上の段の重みでわずかにゆがむのだろうか、本当にごくわずかに、新書とか、なんて大きさというのかね、ビッグコミックやモーニングの単行本、ああいうのがひっかかってしまう。
あと1センチでいいのだ、大きさに余裕を持たせたものが売っていれば、万事解決するんだが、なぜに三段クリアチェストってほぼどれも同じ規格なのだろう?
そしてこれをつくる中小メーカー氏、始めから「本専門」をうたい、強度や大きさをそれに特化したクリアチェストをつくれば売れると思うのだがどうだろうか。
上のブランド名を解説しよう
AとBは収納ケース。三段クリアチェストみたいに段になってるわけじゃないが、重ねてもぴたっとなるようなつくりだから、実質三段から四段ぐらいの本棚としてつかえるだろう。
ただ収納ケースって、奥行きがありすぎる感もある。(A)の「REXIA」と書いてあるブランドは、目分量だと奥行きが70戦地ぐらいあって、文庫本だと五列ぐらい入ってしまい、引き出しとしては検索機能が劣るわ、重すぎて引っ張るの大変だわ(笑)、詰め込んだ時の自重によるケース変形が心配だわでちょっとまずい。
そこで今期待しているのが(B)の「TENMA」というブランド。売りのシールに「幅40、奥行き55、高さ25cm」とはっきり書いているが、REXIAと比べると幅はほんのわずかに小さい。そして奥行きはかなり小さく・・・そして高さは多少高め!この高さ25cmは、ビッグコミック単行本はもちろん、ハードカバーも入れることができる!これが大きい!!
まだいま一個ぐらいしかないが、これを大量購入し実戦配備すれば、わが蔵書も敵ではない。ビグザムですよ。
・・・と思ったら、なんていえばいいのかな。OL進化論とかかしましハウスとかあずまんが大王とかのサイズの本がありますね、あれがちょど25smだとぎりっぎりなのだ。
どうもこの本の規格とチェストや収納ケースの規格には何かの相関があるのか。
つまり、高さ26cmの収納ケースが理想なわけだな。そんなのあるのかしら。
Cはまあ、文庫本専門で収納してもらえばいいだけの話だな。どうせすぐいっぱいになるし。
Dは非常につくりががっしりしているのだが、これは台所用品収納を装丁している。高さは上にある、かなり大きい本もらくらく入る。
だが、他のケース、チェストに比べると大変お高かったという気がする。
そこで雑誌に戻る。
ゴング格闘技は内容には不満が無いのだが・・・あの特殊な変形サイズは、ちょいと収納には向かないのも事実だろう。数号ほどでた「FIGHTER」って雑誌は通常の雑誌の形状で、読むのに不自由はなかった。あんな感じじゃダメなのかね。
あの形状のメリット、デメリットってなんなのだろうか?
今回は実用っぽい話でしたが
皆さんは蔵書収納にどんな工夫をしているのでしょうか。実例経験があったら教えてください。
同じようにクリアチェストを本棚代わりにしている人はいますか?