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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

藤田和之は中尾KISSの挑戦を受けるべきか?追われる者と追う者と。あと所英男にも…

♪獣のように 挑戦者は 襲い掛かる 若い力で
やがて君は 静かに 倒れて落ちた 疲れて 眠るように

いわずと知れたアリス「チャンピオン」ですが、この前の戦極で勝った中尾”KISS”芳広選手が、藤田和之に挑戦状を叩きつけた一件、やっぱり面白かった。
あからさまに格、地位の逆転を狙ったという野心と欲望が透けて見える、というか隠しもしていないエゴそのものの挑戦だが、あんまりにも素直なエゴのため、かわす方の立場、つまり藤田和之の側からシミュレートしてみると、「・・・だから中尾の挑戦は受けない」と言える理由というのは思いつかない。


あ、簡単に「キモいからやだ。」と言えばいいだけか。
だがまあそうするとブログの展開がしにくいので、それには気づかないフリをして続けよう(笑)。

格闘家の宿命としては、自分が血と、そして相手の犠牲によって築いてきた地位を、ふたたび若いやつらに奪われてしまうリスクを常に持っているところがある。だからこそ美しいといえるのだが。
この前、郷野聡寛が羨ましがった厳密なランキングのあるテニスとか、入れ替え戦があるサッカーリーグとは違うので、それは駆け引きによって左右されやすい。ある意味宮本武蔵じゃないが、そういう駆け引きも武のうちなのかもしれない。


ちょうど今、菊田早苗ブログが更新されていて、この前のホジャー・グレイシーを高く評価しているんだけど
ttp://blog.livedoor.jp/kikuta_sanae/archives/51627244.html#comments

ムンジャルとアブダビの両方を制したリアルグレイシーはある意味幻想通りの結果を出した。短時間の中でも深さのある試合でしたね。まだ総合2試合目とは大したもの。

それにしても、今回、戦極がホジャーを出したことは物凄く意味のあることでした。菊田


私も
何といってもホジャーの凄いところは、アブダビ・ムンジアルで頂点に立っても、その実績だけで商売をせず、リスクを犯してその大会に再度参戦することだと思います
とか思わず書きたくなってしまったが、ちゃんと場の空気を読んで(笑)、あらぬ誤解を呼ばないよう(笑)、書くのをやめた。しかも直リンクを慎重に避けているし(笑)。
だいたいホジャーが本当にムンジアル参戦するかは最後まで見ないとな。



本題なんだっけ。
そうだ藤田と中尾。私はどっちのレッグダイブが巧いのかとかをはっきり指摘できるわけではないのだが、年齢とレスリングを離れての期間などを考えると中尾有利だとは思います。
だから戦極は、この試合をひとつの「切り札」として、一番効果的なところでドーンとだしてほしいものだ。
このためにまず藤田選手を説得する・・・格闘技における「格の入れ替え」戦の実現というのは、本当に時間がかかると聞くのだが、何、藤田だってまだ東京湾には浮かびたくなかろう

近いうちに実現してくれれば幸いだ。

やなオチになってしまった。

所英男vs中村大介

この前チョン・ブギョンに快勝したU-FILE中村大介だが、その師匠田村潔司は、所英男との対戦を終えた昨年大晦日以降、「所君はうちの中村大介と戦うべきだ」てなことを言い出し、わたしゃ「人間ここまで極悪非道になれるのか!」と感じましたよ(笑)


てっきり自分を慕う外部の選手を食い物にして、自分の団体所属選手の踏み台にし、弟子のギャラをアップさせて2割(略)しようと画策しているだけかと。


ところが、少し前のkamiproに中村と所はお互いに尊敬し、機会があれば試合やってみたいといっていたそうだ。
田村のわがままのせいじゃなかったらしいので、この試合やるならやるで頑張って。


でも、今や、ザギンでシースーとかのシーメ食って以下略なぐらいスタアになった所さんが、中村とかと試合していいもんじゃろか。中村はDEEPで三島ド根性ノ助に挑戦とかじゃだめじゃろうか。

間近に迫ったので再度告知しよう

geometric 2008/05/06 14:16

☆5/26 若林健治アナ・ファンイベント
http://plaza.rakuten.co.jp/goumon/diary/

「若林フリー健治の胸突き八丁!十番勝負!!」
【出演】

若林健治(フリーアナウンサー)
某・現役レスラー(予定)

【MC】
less(MARS16) / 拷問コブラ(NOAH旗揚げ戦を6万円で観た男)

【開催日】
5月26日(月)

【会場】

Aasagaya/Loft A(tel 03-5929-3445) 

【アクセス】

JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分(http://www.loft-prj.co.jp/lofta/map.html)

【定員】

120名(全席自由)

OPEN/18:30 START/19:30(22:00終了予定)

前売 ¥2,500 / 当日 ¥3,000(ともに飲食代別)

※チケットはローソンチケットにて発売中!!(L:34374)


http://d.hatena.ne.jp/aohoshi/20080603

格闘秘宝館 vol.1」

【日時】2008年6月4日(水) Open 18:00/Start 19:00/End 22:30

(途中入退場自由:一度退場されますと再入場の際には入場料が再度発生します。ご注意ください)

【会場】新宿ロフト・プラス・ワン(新宿コマ劇場前)

【出演】高橋ターヤン映画秘宝kamiproライター)、橋本宗洋(格闘技ライター、映画秘宝クラブレビュアー)、高崎計三(格闘技ライター)他豪華ゲスト多数

【入場料】¥1500(飲食別)当日券のみ

http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/schedule/lpo.cgi?year=2008&month=6

勝谷誠彦、田中康夫に切り捨てられていた?

大石英司ブログはほとんどがメルマガに移行したりで読み応えが少なくなり、時々読み忘れたりしていた。
偶然、一ヶ月ほど前の文章を。

http://eiji.txt-nifty.com/diary/2008/04/post_10f7.html

2008.04.16
田中康夫中共の下僕

 (略)

 えっと長野での聖火リレーに関して、長野県知事田中康夫だったら違った対応になっただろう、とテレビで吹聴している底抜けにお馬鹿なコラムストがいるらしいから事実を書いておきましょう。
 今週月曜日のTBSラジオ・アクセスでの田中康夫の発言です。午後10時半過ぎ。

チベットはもちろん中国の領土ですけれどもきちんと中国の一員なのですから、人権は尊重されなきゃいけません。でも、じゃあアメリカが昔ニカラグアで何やっていたのか……。私は温家宝に期待している。なんかTBSの昼間に出ている勝谷うんたらとかいう人は、 鬼の首を獲ったみたいにオリンピックけしからん! とか言っているけれどそうなの? 彼らがあがめ奉っているダライ・ラマ中沢新一みたいな人。人の心を掴むのは巧い人、バラク・オバマ小泉純一郎みたいな人。その彼が暴力はいかんと言っているのに……」

(だったらこの人は当然、大日本帝国満州建国や朝鮮併合も、欧米はその頃アジアで何やっていたの? とか言ってくれるんだろなw)

 あとダライ・ラマのことに関して言えば、彼の立場で、オリンピックのボイコットなんて早々言えるもんじゃないでしょう。彼は北京政府との交渉を望んでいるのですから。われわれは何を期待しているかと言えば、北京オリンピックが、チベット問題に限らず中国が蹂躙し続ける少数民族の問題が、それを契機にクローズアップされることであって、世界はそれを望んでいるに過ぎない。別に勝谷はオリンピックの粉砕を叫んでいるのか? いやまありそうだけど。

 バ勝ッ谷がどんな幻想を見ているか知らないけれど、田中康夫は昔から一貫して中共べったりの男です。それは知事在職中も変わらなかったじゃん。彼の中国好きは、一つには、日本から行った要人が王侯貴族のもてなしを受けて籠絡されるパターンに過ぎないんだけど、もう一つは、中国礼讃が進歩的知識人の証であるみたいな次元の話ですよ。勝谷みたな脳天気(←実際に番組中でもそう言っていた)なウヨが中国嫌いを広言するから自分は中共を支持するというレベルのお話し。何か政治哲学があっての、中国べったりじゃない。
 だいたい田中康夫みたいな男が、チベットなんて関わっても一銭にもならん人々の利益を一顧だにするわけがないだろう。


勝谷氏は、天下に隠れもなき田中康夫支持者だったはずだが個人的交流は余り無かったのか。異論があるのは結構でも「勝谷ナニガシ」はかわいそうだな。


ちなみに田岡元帥もよく仰る中国チベット支配の歴史的根拠だが、そもそもその論法を認めるなら現在独立しているモンゴルの独立正統性はどうなるって話だし、といいますかさらにそもそも論をいうなら清朝は「異民族である満州族が、旧満州地域から関中を制圧、占領した。さらにチベットも政治的支配(これも微妙な、というか特殊な形態なのだが)を行った」というもので、また普通の感覚では考えにくい。
アルジェをフランスが植民地にしていたので、それが撤退したら「フランスはアルジェリアの不可分の領土(逆ではない)だ」となるようなものにも近い。
なぜかというと、特殊なかの国の「王朝交代」概念、また支配者を被支配者の文化が塗りつぶす文化伝播力(まあイスラムギリシャ文化もそうだが)、さらに人口圧力で漢民族がその地の多数派になる、というもので、これは「チャイナイズチャイナ」だな、という気がしてくる。

その田中康夫、小沢一郎が「刺客作戦」を行ったら成功するだろう

上の田中康夫氏、また民主党小沢一郎氏が、今の議席を得た比例や岩手の選挙区を捨て、例えば公明党太田昭宏代表のいるところから立候補する「逆・刺客作戦」を取ったらどうか、という意見がある。
評読みとか創価学会との裏の関係は知らないけど、純粋に言ってこれは行ったら成功すると思う。
まず一に、やっぱり政治は今「サーカス」の一種であり、エンターテインメントであることを逃れられない、よくも悪くも。実現したら単純に見世物としてチョーおもしろい。


あとは「気合」「覚悟」の分かりやすさである。
是非ではない、政治家が「気合はいってるなー」「覚悟しているなー」と思わせれば、是非を問う前に有権者はついていく。その逆の時は即座に離れていく。


小泉郵政解散の成功で、
加藤の乱の失敗で、


これは証明されたと思う。これも是非は別にして、少なくとも小沢一郎が岩手を任せて東京、太田の選挙区から立つとしたら、その部分では成功を収めるだろうし、全体にも波及すると思う。