「X年後の関係者たち」桂正和編!
— ゲンダイサエキ (@GendaiSaeki) October 23, 2025
「ウイングマンのルーツはデンジマン」
「尻なめの原点は実相寺アングル」
「アンケートは常に10位あたりだったが単行本はすごく売れた」
「ZETMANをヒーローものにしたのは失敗だった」
「カズレーザーはカニレーザーから」等々、大変興味深かった!#ガンプラジオ pic.twitter.com/3HTuWuh1NA
必死でメモした後、「あ、そもそも配信の映像(誰でも無料だ)見れば必要ないじゃん」と気づく・・・・・・
でもまあ、資料として。あるいは見るかどうか迷ってる人向けプレゼン
マクラ 鳥山明の思い出
DeNA という漫画では鳥山明さんに痛い目にあった。自分が考えていたのは二重人格でプレイボーイになるだけだった。
でも鳥山さんと電話でだべってたら
「どうせ 二重人格 なら変身した主人公がバトルした方がいいよ!」
「ジャンルが違うのでは…」
「俺も 天下一武道会でドラゴンボールを無理やり バトルにしたんだから大丈夫だよ! むしろ、主人公の髪の毛を白くしたら ?」
「ドラゴンボールのパクリになっちゃう」と答えたら
「 誰も気づかないよ、そんなの!!!」
……と言われたんでやってみたら、 ドラゴンボールファンから抗議のはがきが殺到した。
ウイングマン創作秘話
自分は漫画で育ったというよりはウルトラマンで育ったという感じ。
とにかくヒーローものが大好きだった。
高校生に始まった戦隊もの、特にデンジマンに感動した。影響を受けて2時間ぐらいでウイングマンを描いた。デンジマンはデザインに統一感があってスタイリッシュだった。
ギャバンとかにも感動して…取り入れたら(たぶんお遊びカットなどの挿入のこと)
だからウイングマンを書いたんだがもっと普通の王道ヒーローになる予定だった。主人公も大人がヒーローになるしか考えられなかった。
だがマシリトさんはラブコメしか興味がなかったから、ラブコメをかけと言われた。当時他誌で流行ってたし、そして読者層に合わせて主人公も中学生にしろと。すごく抵抗あって、いやいやながら、やったんだけれども。
三角関係城とも言われた。邪魔だったんだけど、新人だから流されるままに…でも「ラブコメ才能」たぶんあったんだね。いやいやなのに、まあまあ成功した。
空から降ってくる女の子とか、特撮ヒーローっぽい女の子の衣装(ギャバンとかガンダムを水着のようなコスチュームにする)は、おれが走り
でもマシリト、「気まぐれオレンジロードの女の子はあんなに可愛いのに、お前は」とか批評は辛かった。
自分はやっぱり本格ヒーローを書きたかったからフラストレーションがあった。だから主人公の広野健太が「ヒーローが大好き」という設定にして、そこに思いを込めた。
当時は連載落とすのタブーで、肺炎になっても書いた。
休載もある、いまが自然なんですよ!あんなのできるはずがない!
連載第二話で「もうやめたい」と思った。
1年でアニメになったけど、順位は10位前後。ほんとは結果をみせちゃいけないらしくマシリトはめっちゃ怒られたらしい。
だから当時の順位、全部知ってますよ。アンケート1位はとれなかったかな…単行本売れたので続いた。でもトップは単行本も売れるしアンケートも1位。連載も2年だし自分は「黄金期のわき役」。デザートですよ。ぼくはずっと「まあまあ作家」。
その後、連載がコケる。そして…
2作目の連載「ヴァンダー」はホントのヒーロー漫画を描きたかったけど、マシリトがやっぱり介入して男女の合体変身ものに…コケた。
担当者がかわって、浪花節な作品を!とやった「演歌もの」の3作目連載がコケた。
だけどマシリトが「もう一回やろう!…ラブコメでね、やっぱり」
でもSF色は入れたかった。それが「電影少女」。
3作目の演歌もの「Lemon」でTV局とか取材し、アイドルを実際に見てみると「実際の女の子ってアニメや漫画の子よりかわいいじゃん」、という心境になった。酒井法子とか。で、一回絵柄を解体してリアル寄りにした。気持ち悪くならないリアルさってなんだ?を模索した。
(ここから「絵柄、デザイン論」および桂氏の後期作品になるが、そのへん自分があまりよくわからんし、作品の読者でもないので省略)
ジャンプが発売の月曜日は(表現がセクシーすぎると)苦情の嵐だった。
人気は常に10位前後、やっぱり。それより下にもなる。打ち切り水準。
でも…単行本が出すとメチャクチャ売れるんです
司会も推測
・アンケートを出しにくい
・ジャンプ回し読みの時読みにくいから単行本が売れる?
・計1400万部売れた
ジャンプ黄金期の終わり
そうやってジャンプの中で歩んでいたが、
ドラゴンボール終了の時は「こりゃジャンプという船は難破するかも」と思った。
編集の危機感もつたわった。マガジンージャンプ逆転もあった。
ただ、ジャンプ自体が売れても売れなくても自分たちの仕事はかわらない。
1996年にマシリトが編集長になって、「ワンピース」という柱が立ち復活したが…そこから、全体が入れ替わった、何か別の世代になった、生まれ変わった気がする。
特に「ファンタジーばかりだね」とは思った。昔は「そのジャンルは〇〇がやってるから。雑誌にはそれ1つあればいいから」と言われた。売れる漫画はだいたい同じジャンル(ファンタジー)になったな、というイメージ。
Is、の主人公伊織、という人は女性は嫌いが男性人気はダントツ。
アンケート1位をとれましたよ、この作品で。

少年ジャンプ卒業その後
その後ZETMANという作品を書いたが失敗
自分は価値観や生まれや環境が全く違う2人が特に対立しながら…ってライバルもの、バディものが大好きで、いつか描きたかった。
だがヒーローでやると、どうしても2人の「正義とは」の対立になる。このテーマは壮大過ぎて、そこに引っ張られてしまった
タイガー&バニーは、ひとつひとつにスポンサーがある?という設定なので、全員が主人公になっていいデザインにした。
そして主人公2人は、アメコミでもウルトラでも東映でもない、いままでに全くないヒーローデザインにしたかった。だからすごく苦労した。
自分のジャンプのイメージは「やんちゃ」「ちゃんとしてない」「闇鍋」、サンデーやマガジンが本道のイメージでした。
もう一度若くなってジャンプに戻りたいか…いやいや、もういやだねえ。トシ食ってからやれる仕事じゃないよ(笑)

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