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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 報道、記録、文化のために

「3月のライオン」213話は会話が無く、すべて島田・桐山でモノローグで話が進む回…その緊張感と「怖さ」



最近、この話を書いたばかりだから続けて紹介するが

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この、3月のライオンにおける「モノローグ」、あるいは「ポエム」が……この213話では「すべて」それなんです。


台詞に該当するのは、ぜんぶ、島田・桐山のモノローグ。

3月のライオン ぜんぶモノローグ回

冒頭は、島田の回想。

”――彼女が去ったあと オレは連勝を続けた。”

”胃痛で のたうち 水も喰いものも喉を通らず 文字通りガイコツのようになったが”


”眼と脳と手が ギラギラと繋がって行くのがわかった”


”別れて良かったと思った”
”心から そう思った”
”彼女が こんな人間から 逃げ切ってくれた事に”


「彼女」および「別れて」「逃げ切ってくれた」については、リンク先の通り。
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前も書いたけど、読んでると怖くなるよ。いろんな意味で。ホラーより本質的な恐怖感



そして桐山は……ちょっと、幕間の、情景描写というかふっと息継ぎをする場面…なのだが、息継ぎなのに、息を衝かせぬ緊張感が続く(それじゃ意味ねぇ!!)

3月のライオン すべてモノローグ回


「漫画家が恐れる漫画家」
「ウミノ・ヒョードル
「まだギヤは3速」(これは本人の自称)
「変身段階をまだ残しているフリーザ様」
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・・・・などなど、数々の異名を付けられている羽海野チカ氏。ただ、気になるのは後ろ二つで…この、全編モノローグだけで描かれる島田vs桐山は、つまり、その「トップギア」「最後の変身」なのだろうか???


どちらにしても漫画表現の、ひとつの到達点といってもいいこの回を、読んだ方がいいのではないか。

――本当のところ
ブレーキを踏もうがアクセルを噴かそうが
辿り着く先は そう変わらないと思っている”
 
――ただ「命が惜しい」と思っているうちは…(後略)