INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

アデサニヤvsデュプレシの煽り(真のアフリカ人)が政治性絡んで、盛り上がるけど後味悪いものになりそう(既になってる)

※この第五話で特に面白いところがあって、アデサニヤ「が」ドリカス「に」、『ニガー、ニガー、ニガー』と叫ぶ。逆ではない。このニガーはアメリカでは「黒人(同士)で言うのは許されるが、非黒人が黒人に言うと犯罪級にまずい言葉」という奇妙な、ある意味理屈が立たない解釈が現実としてなされている。真のアフリカンとかアフリカ在住に絡んで「お前がアフリカン(=、そのまま黒人という解釈らしいアデサニヤ的には)ならニガーと呼んでもいいんだな、お前は言えるかこの野郎」的な意味合いを込めていて、これだけで今のアメリカ社会の奇妙な縮図だ。





UFCの煽りが政治的に微妙なものに







www.youtube.com






もともとは王者と挑戦者(とくに王者)の個人的な煽り資質に起因するものだけど、アフリカを出て成功したもの、アフリカに留まる者の対比(貧しくつらい生活だから出ていかざるを得ないんで、現地にいられるのは強者の立場だったからだろ!)なんてのはデリケートの中にもデリケートな話題で、こんなのCNNのTV討論会「クロスファイヤ」でやるようなものだと思うが……

以前、かいたことあるけど、そもそもコンバットスポーツの煽り発言は開祖のような存在がモハメッド・アリで、アリが特異な形でアメリカのポリコレ的ヒーロー、カリスマになっているから、「あのアリがそれをやったのだから許される行為なのだ」というお墨付きが得られて、それで許容範囲が大きくなってる。

だが、これが続いてくと、UFCは「ロシアとイスラムの影響下にある一流ファイター」が多数いるから、さらに剣呑な政治メッセージが煽りマイクに乗せてお茶の間に届くぜ…※すでに数例、実例アリ