これかぁ。
別に松本零士作品や漫画史的位置付けを知っていて当然、とかは思わないし、サンモニの構成的に「このテーマ知らない…」みたいな死角が大きいだろう、というのはわかるけど、そういう時に要は「〆の『風を読む』は松本零士追悼になりましたんで、こういうことを知っておいてください」と事前に資料が作られて配布され、出演陣が謙虚にそういう予備知識を学んでおく……みたいな発想が無く(一人、若手の人が課金してヤマトから「ザ・コクピット」まで読んだそうな)、「知らないけど、ま、いいだろう」的な仲間うちサロンの気楽なトーク場になってるんだなぁ…という点がつらいところ。
関口宏のワイドショー・レジェンドはまっとうに評価されるべきで、そもそも「週末に1週間の出来事をまとめて振り返るワイドショー」は、休暇のハワイから帰国して、不在の1週間のニュースが分からないことからピン!と思いついた関口宏本人のアイデアだった、という。そういう型を作っただけでも評価に値する。
ただ、昨年週刊新潮が「サンモニの視聴層の高齢化とか他番組との競合」をテーマにした記事を載せたっけね。(顧客の高齢化は週刊新潮も同じだろうけど…)。
そこも含めてもう一度論じてみたいところ。
あと、新しい試みか?とひそかに注目していた「風を読む」のテキストをそのまま載せた(脚本があるんだから容易いことだ)note記事「サンデーモーニングスタッフノート」が、2021年末であっさり中断。あのコーナーのテキストを検証可能な形で保存すると、逆にいろいろまずい、と気づいたのかね(笑)。
でもどんな理由にせよ、ああこういう試みはやっぱり続けられないのか、との感じを強くしました。
note.com
サンモニは1987年開始なので、36年か。
10年は夢のよう
100年は夢また夢
1000年は 一瞬の 光の矢……
www.youtube.com
いや、視聴者にとってはこれか。
これは、日曜日でいちばんいい番組だ! いちばんすぐれた番組なんだ!!
おれには、これしかないんだ! だから、これがいちばんいいんだ!!