この本、発売から二週間たらずで3刷だとか
読みだしたら再度重版のお知らせが来た。有難う!
— 武藤 敬司 (@muto_keiji) 2019年6月7日
武藤敬司「さよならムーンサルトプレス」発売28日で3刷決定、「特定の地域に限らず好調な売れ行き」(スポーツ報知) https://t.co/EdaemqC6g7
「これはオレの性分、飛ばずにはいられなかった―。」
- 作者: 福留崇広
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2019/05/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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平成のプロレス界を牽引し、つねにファンを熱狂させた武藤敬司。
長年の膝の酷使から、必殺技「ムーンサルト・プレス」の封印を余儀なくされる。
デビューからスペースローン・ウルフの衝撃、闘魂三銃士結成、グレート・ムタの覚醒を経て、
nWoの席巻。そして全日本プロレス社長就任、WRESTLE-1の旗揚げまで。
WEBで話題を呼んだ、スポーツ報知記者による同名連載を書籍化、200ページの大幅加筆。
武藤敬司をはじめ、坂口征二、前田日明、佐山サトル、蝶野正洋、獣神サンダーライガー、
船木誠勝、和田京平、桜田一男、若松市政、エリック・ビショフらおよそ30名を総力取材。
「ムーンサルト・プレス」を基軸に語りあげた、武藤35年の全記録。
「カーッ!ノッてる出版社は勢いが違うね!」(プロレス地獄変風)
まあ、それは
とも
かく。
冒頭の2ツイート、個人的に興味があった「柔道強化選手だった武藤は、最初からガチ練習でも抜きんでていた」という噂話についての情報が面白い。
評判の武藤敬司本「さよならムーンサルトプレス」チラ見。いや、まだ買ってはいないのだが(苦笑)気になるとこだけチェック。まず「武藤は新弟子時代すでに猪木や藤原と互角にスパーリング」伝説について。武藤「藤原さんにも極められなかった」藤原「オレが極めた」山田恵一「(武藤は)藤原さんに(続)
— fools kitchenまで後一歩。 (@foolkitchen1) 2019年6月8日
(続)腕を極められたと言ってました」さらに対猪木について武藤「組んでみて何だこんなもんかと。ただ柔道にない足関節を極められた」大体こんな感じ。まあ藤原組長も「終わってから、やるなあと声をかけた」というのだから、やはり相当強かったのだろう。さらには記憶に新しい白石オーナー騒動(続)
— fools kitchenまで後一歩。 (@foolkitchen1) 2019年6月8日
(続)→全日本離脱について、詳細な内容を期待したのだけど、これが実にあっさり……。白石オーナーが「旧知」であったことは武藤も認めてて。しかし旧知なら、経営方針とかプロレスの何たるかをきちんと教えてからオーナー要請するのでは?と。僕はかねてからあの騒動は、武藤が全日本に見切りを(続)
— fools kitchenまで後一歩。 (@foolkitchen1) 2019年6月8日
(続)つけて離脱するにあたり、「オーナーのプロレス観が自分のそれと合わない」という大義名分をつけるべく起こしたものではなかったか、という疑いを持っているのだけど……まあ、そこをツッコんだら本の企画そのものが吹っ飛びますわな(苦笑)。ただ、書中の和田京平レフェリーの武藤敬司評が(続)
— fools kitchenまで後一歩。 (@foolkitchen1) 2019年6月8日
(続)「レスラーとしては天才だが、社長としては失格」であることに注目しておきたい。僕に言わせれば「新日本を立て直したのは棚橋、全日本を立て直したのは秋山」なのだけどね……。これまた書中で少々的外れな時代認識を披露してしまってる(苦笑)前田日明兄さんの武藤評が「武藤は良くも悪しくも(続)
— fools kitchenまで後一歩。 (@foolkitchen1) 2019年6月8日
(続)頭が良すぎる」であることにも注目。意外とこれに関してのみは(失礼w)前田の武藤評は当たってるのではないかとも。……ともあれ、同書が単なるヨイショ本ではなくある程度の客観性ある検証本であることは認めたい。プロレスファンなら一日は手に取られたい……買うかどうかは別にして(^^;)(^_^)ゞ
— fools kitchenまで後一歩。 (@foolkitchen1) 2019年6月8日
※最後の「一日」は「一度」の間違いとのこと
======その後、続編ツイートが出ました=======
こちら(https://t.co/GvS4LTJilD)で紹介してた武藤敬司本「さよならムーンサルト」感想の追加。高校柔道で山梨無敵だった武藤が参加した強化合宿で、そのセンスに注目してたのがリングス参戦や対ヒクソン戦で知られる「西良典」だったというから面白い。武藤の素質を評価した西が拓殖大に誘うと(続)
— fools kitchenまで後一歩。 (@foolkitchen1) 2019年6月22日
(続)「柔道続けたくないんで行きません」とあまりにもストレートに断られたという(笑)。また西が武藤のセンスに驚かされたのが、何と「練習後のプロレスごっこ」であったと(笑)。そこでモチーフにされたのが「猪木対ウィリー」であったというから面白い(笑)。意外だが武藤が高3だったのが(続)
— fools kitchenまで後一歩。 (@foolkitchen1) 2019年6月22日
1980年度で、猪木対ウィリー(初回)は80年2月だからつじつまは合う(笑)。そこで西が猪木役を武藤がウィリー役をやったのだが、打撃をやったことのない武藤が平然とウィリーばりの蹴りを出したのに西は驚嘆したのだと。武藤の才に最初に気づいたのは「木村政彦の弟子」西良典であったんである……(了)
— fools kitchenまで後一歩。 (@foolkitchen1) 2019年6月22日