まあ、観てやってください。いつまで公開されているかは運次第でしょうが…
ロンダ・ラウジーがキャット・ジンガーノに極めた関節技
もともと、「関節技による秒殺決着」というもの自体が格闘技の試合では希にしか起こらない。自分でも記憶をたどると、アレとかアレとか…フロントチョークだと比較的多いが、それでもやっぱり貴重なものだ。
しかもそのイベントのメインイベント級、流れ的に「王者ｖｓ最強の挑戦者」というようなシチュエーションの時、というと……これしか思い出せない。
今回のUFCでは、ジェイク・エレンバーガーがジェス・コスチェックを勝村周一朗命名の「ニンジャチョーク」（本人は、マークムニョスに学んだと言っている）で葬るという関節技劇場もあった。
私が、格闘技の素人、一般視聴者の視点に立てるかは分からないが、ロンダがＵＦＣで断トツの「一般視聴者をひきつけるスター」であることは知っている。
そして、おそらくロンダのこの「アート」が、そういう層にも強烈な印象を残したであろうことは想像に難くない。
こうなる保証はまったくなく、結果論といえばそれまでだが……ただ、おなじく一般の視聴者、格闘技の素人が楽しめるルールを考案したという「巌流島」はグラウンドでの関節技を全面的に禁止し、こういう関節技のアート…マーシャルアーツが「アーツ」と入っているゆえんを示すような場面は、最初から排除されていた。
一考を要するべき問題であろう。
あの技の技術解説を！！
待っていれば、あの専門家やこの専門家が、幻想化も加味して（笑）語ってくれるだろう。
亀状になった相手の腕を取って十字に行くのは普通のパターンで、自分も良くやるが、ああいう捻り方、極め方をしたことはない。昔の腕十字は、手首を持つ今の形でなく、ああいうふうな感じでやるらしいけど…
ロンダのベースは柔道。柔道の勝利…なのかどうか、はしらんけどさ。ロンダに憧れて柔道を始める子も、世界中で出てきてるんじゃないかな。
あ、でもいまは柔道の総本山であるフランスで…
柔術新聞 速報版 @busujiujitsu 2月21日
フランス柔道連盟が、同国内でMMAを教えている柔道家の「即時」除名を通達。これはフランス柔道連盟会長にして国際柔道連盟事務局長のジャンリュック・ルージュ氏が今週金曜日に声明を発表したことにより明らかとなった。http://www.bjjee.com/bjj-news/french-judo-federation-immediate-ban-for-all-judokas-teaching-mma/ …
MMA-レンノカ1231 @Rennoka 2月24日
フランス柔道連盟はコーチがMMAを教えることを禁止！French Judo Federation bans coaches from teaching MMA http://www.bloodyelbow.com/2015/2/22/8083675/french-judo-federation-bans-coaches-teaching-mma-european-judo-championship … @BloodyElbowさんから
フランス柔道連盟会長『柔道のコーチがMMAを教えるのを見つけたら誰でもフランス柔道同盟から追い出される。MMAはフランスで違法だ。教える者すべては無価値とみなされやすい。トラブルや重傷者が出た場合それはすべて私の責任になる』→
→フランス柔道連盟会長『この新しい格闘技はビデオゲームから出てくるように多くの人の前でケージ内で互いを殺すとは、これらの男は十分愚かである。彼らは多くファイトマネーを貰い受け入れる。スポーツは戦争ではない！私たちは握手をし最後に一緒にビールを飲みに行くことが出来なければならない』
フランスの柔道連盟会長・・凄いネ；この方の目の黒いうちは・・まあ・・なんつ−か・・とりあえず、よかった私、フランスに生まれなくて！・・
