18日のUFNを見た。
ライアン・ベイダーの進化はやはり今も続き、タックルを百発百中できめることができない相手には「タックルを相手に”切らせて”そこから次の一手を展開している」のであった。これは中井祐樹氏の解説受け売り。
そしてティム・ボッシュ。東京ドームで3Rまで圧倒していた岡見勇信を逆転パンチで葬り、彼のリリースへの道筋をつけたあの逆転劇は健在で、ほんとにあからさまに不利な状態からポポポンのポーンとパンチを当てて大逆転。この大会のご当地ファイターでもあったそうで、会場は大爆発だった。
しかし尚すごいのは、ボッシュもベイダーも中堅、あるいは上位ランカーながらトップ中のトップではないことだ。このUFCの底知れなさ。
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24日 FOXスポーツ
http://foxsports.jp/program_info/battle/250040+FG+20140824110000
[生]UFC on FOX SPORTS ヘンダーソン vs ドス・アンジョス[二]
8月24日(日) 11:00 - 14:30
解説:中井祐樹/実況:清野茂樹
開催地:タルサ(オクラホマ州)
ライト級1位で王者への返り咲きを狙うベンソン・ヘンダーソンと5位のハファエル・ドス・アンジョスの上位決が実現!
2008年のUFCデビュー以来、まだ一度もタイトルに挑戦できていないドス・アンジョスはヘンダーソンを破りタイトルに近付くか?
それともヘンダーソンが返り討ちにするか? ※変更の可能性あり
31日 WOWOW
UFC177
ディラショーVSバラオン、ダイレクトリマッチ!
収録場所/アメリカ・カリフォルニア州サクラメント スリープ・トレイン・アリーナ
http://www.wowow.co.jp/sports/ufc/preview/index.html?ufc177
[WOWOWプライム][生]8/31(日)午前11:00
[WOWOWメンバーズオンデマンド]ライブ配信決定
[WOWOWライブ][再]9/3(水)よる7:00
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まさかのTKO負けでタイトルを失ったヘナン・バラオンがベルトを取り戻すためのダイレクトリマッチに挑む! 波乱を巻き起こした新チャンピオンは王座を守れるか。TJ・ディラショーvsヘナン・バラオンのバンタム級タイトルマッチをお届けする。両者は、今年の5月24日に開催されたUFC173で激突したばかりで、ダイレクトリマッチとなる。前回は、2005年のデビュー戦で敗北の後、総合格闘技35戦無敗(34勝1無効試合)だったバラオンが圧倒的有利とされていた。だが結果は、ディラショーの打撃がさえわたり最終ラウンドである5ラウンドTKO勝利という大番狂わせに。
“絶対王者”の名を欲しいままにしてきたバラオンの王座陥落が大きな衝撃として伝わってから約3カ月。ディラショーが王座防衛を果たすのか、それともバラオンの返り咲きか、両雄の絶対に負けられない闘いからは片時たりとも目が離せない。
昔昔の黎明期、総合格闘技の大会は「世界中を合わせてちょうど2カ月に1回」のペースでありました。「毎週テレビで見られればいいんだけどな。試合の形式が違うんだから無理だよな」とか思ったもんでした。まだインターネットは、お茶の間に登場していない時代。
実現したら、うれしいより「こんなにあるのか、大変だなあ」と思う世の中(笑)。
ただ、以前書いたこの話をあらためて
メインカードだけつまみ食いし「毎週のUFC」を楽しむやり方 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20140415/p1
これだけ間をおかずにUFCがあるというのは幸せながら、「総合のメジャー大会はだいたい2カ月に1回」というイメージでやっていた自分としてはまだついていけないところがある。でもまぁ、あっちも以前のUFC、PPVのメインカード的な試合をこうローカル大会のメインに一試合ずつ据えて、その1試合で売りつつ、下のカードで若手を育成すると。
こちらもある意味、時間や余裕がなければこのメインの1,2試合を集中して視聴し、ああおもしろかった、次週のメインも楽しみだね…というふうにするといいのかもしれない。
実際、前回のアブダビ大会は川尻vsグイダとノゲイラvsネルソンしか見ていない。
いつでも見られるファイトパス、という意識があるからかなー。
で、週に一回、2,3試合…時間にすると1時間というのは「ワールドプロレスリング」や全日本プロレス中継を見る感覚なんだなあ。
なんかそれに気づいて、懐かしくありました。