「UFC On FOX」(UFNという名称のほうが分かりやすいのだが)はWOWOWで放送されるのかと思ってたが、今回放送された大会はそもそも、FOXがアメリカで新たなスポーツ放送局を発足させ、その記念大会として開かれたらしい。ふえー、豪気だな。
そしてメイン2つは、日本「PRIDE」でおなじみの…という名前がつくのも最近は徐々に減ってきたが、名実共にその名称を冠することが出来るマウリシオ・ショーグン、アリスター・オーフレイムが登場した…。
そして結果は
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20130818/1376792462
http://d.hatena.ne.jp/lutalivre/20130818/1376791317
やはり「寂しい」のひとこと。
だが、アリスターは1Rで、ストップがかかってKO勝利になってもおかしくないような攻勢も作った。あれは正直レフェリーの匙加減によるな。ただ弱点は弱点そのままなんで、要はアリスターは「DEEPに出てくるようなメガトンファイターをそのまま強化しまくった」選手になっちゃった?のかもしれない。
それはそれで、1Rに本当に勝っちゃうかもしれないので、安パイになったとも言いがたい…だが2連敗なら、UFCがリリースするかもしれない。このへんどうなんだろう。またDREAMの勝ち方を見ると、例えばいまやったところで、アリスターがマーク・ハントにほんとに負けるかい?ともちょっと思うな。
まあ、どっちにしたってトップで戦うことは難しくなった。最後のチャンスがあるか、です。
あと、アナウンスの「スイートチンミュージック」は笑ったが、MMAでジャーマンを放った選手の入るジャーマンクラブのように、「前蹴り&バックしピンキックKOクラブ」ってできるかもしれない。
【前蹴り】
トラヴィス・ブラウン
リョート・マチダ
アンデウソン・シウバ
元谷友貴
【バックスピン】
秋山成勲
郷野聡寛
ユライア・ホール
もっといたな。
そしてソネンvsショーグン…ショーグンといえばレスリング力もすごいランデルマンに足関を極めて勝ったりしたのだが、それも今は昔か。ソネンも「もうタイトル戦はいい」と語る、決して最新型とはいえないタイプなのだが、それでも勝てないか…ただ、スタイルや時代のせいでもないのかもしれない。やはり徹底したテイクダウンとパウンド、そして大胆な極めへのチャレンジを…おそらくラウンド終了時間を計算に入れて…仕掛けるアメリカン・ギャングスタの戦略の冴えも褒めるべきなのかもしれない。
リンク先で思い出したのだが、
ソネンは「ブラジル人との因縁試合」という意味合いもあるんだっけ。次がヴァンダレイ・シウバとだったら、そりゃドルの雨降るカードだ。ブラジルでやったら血の雨が降るけどな(笑)。
ビクトー&、ホジェリオ・ノゲイラも控えている。この路線で誰かが勝たないかぎり、けっこう続くなあ。あとはヘンゾ兄さんのところから、だれか刺客が出ないか…ちょっと、その拳銃はそこに置いて!!!