睡眠中に見る夢、日本の研究チームが解読に成功
2013年04月05日 18:21 発信地:京都
【4月5日 AFP】人が見ている夢の内容をMRI(磁気共鳴画像装置)で「読み取る」ことに成功したと、国際電気通信基礎技術研究所(Advanced Telecommunications Research Institute International、ATR)の研究チームが5日、発表した。研究論文は4日付の米科学誌「サイエンス(Science)」に掲載されている。
MRIを用いて人間の無意識下にある秘密の1部を「こじ開けた」のは、京都にある同研究所の脳情報研究所(Brain Information Communication Research Laboratory Group)神経情報学研究室(Computational neuroscience laboratories)の神谷之康(Yukiyasu Kamitani)室長が率いるチーム。
サイエンス誌に掲載された論文よるとチームは、被験者らが睡眠中に脳のどの部分が活動しているかをMRIで正確に計測した後、被験者を起こし見ていた夢について報告してもらうという過程を約200回繰り返し…
そんな報道にあわせて。
ストーリーとして実にばかばかしくありつつ、そのばかばかしさの筋道が通っていて、通っているがゆえにへんな方向にエスカレートしていくという・・・・。落語をストーリーだけで判断するとしたら、一番好きな話のひとつがこれです。
追記
本日2013年04月06日の読売新聞「編集手帳」が、同じ連想でこの噺を紹介してた。
・・・さらに追記 毎日新聞「余禄」もだ。
「今どんな夢を見ていたのか」と問いつめられるのが落語の「天狗(てんぐ)裁き」である。寝言を言っていた八五郎が女房に起こされ、どんな夢だったかと聞かれる。思い出せない八五郎は「夢なんか見てない」といったので大げんかになった▲かけつけた隣人も八五郎の夢が気になり問いつめる。またけんかとなり間に入った大家、次には奉行にも夢を聞かれ、ついに天狗にさらわれ山中へ。天狗も夢を問いつめるが、答えられず「助けて」と叫んだところで目覚めた。すると女房が「どんな夢を見てたの」▲まあ、夢ばかりは人の究極的な個人体験で…
平凡な発想だった、と恥じ入るべきか
日本を代表するコラムニストと発想だけでも同水準になった、とよろこぶべきか。
こうやって書いた次の日の紙面で、マクラや比喩が他紙と同じときは、書いてる当人も複雑だろうな(笑)