この前、「格闘技・プロレスブロガー会」にご参加いただいた皆様、あらためてありがとうございました。
高齢の催し、いや違った恒例の催し・・・最初の誤変換も、誤変換じゃないような気がするな(笑)。それでも「掲示板世代」「ブロガー世代」「ミクシィ世代」「twitter世代」などがあつまり何やかやと談義いたしました。
そして、これも毎度恒例なのですが、・MVP ・ベストバウト ・上半期(夏まで)総括
をしていただきました。フィリップ風の画用紙に書いてもらったのをできるかぎり回収し(抜けあるかも)、記録したのが以下のものです。これに関して言葉で理由を解説したり、それにツッコミ入るのが醍醐味で、これだけだと現場の面白さの五分の一も伝わらないのですが・・・参考までに。
MVP | ベストバウト | 上半期総括 |
---|---|---|
フランク・エドガー | ヒョードルvsヒーゾ | ロンドン五輪 |
ボブ・サップ(総合)辰吉丈一郎(立ち技) | − | 一極集中、ますます |
オカダ・カズチカ | オカダvsK・アンダーソン | 小比類巻さんはいい人でした |
(日本人くくりなら)三崎和雄 | コリアン・ゾンビvs誰か(名前を忘れたらしい) | ― |
浅見亮(Ryo) | ベンヘンvsエドガー、寺戸伸近vs(ちょっと読めない) | プロ→アマ メジャー→地方 見る→やる への移行 |
木谷会長(新日) | 該当なし | もしも格闘技関係者がドラッカーを読んだら |
チュール・ソネン | ガチ相撲・ヒョードルvs鈴川 | DREAM IS DEAD |
曙(表)/安田忠夫(裏) | ウルトラマンロビンvs宇宙猿人ゴーリー星人 | 来年勝負! |
SUGI(※NOSAWA大麻冤罪事件の関係者) | シナvsレスナー | G1観て、やっぱりプロレスは面白い |
遠藤浩輝(「オールラウンダー廻」作者) | タクミvsジョン・ショレス | DREAMの「形見分け」に注目 |
中村大介 | 中村大介vs岸本泰明 | いつまでも見られるものは、いつまでも見ない |
どうでもいいが、
「小比類巻さんはいい人でした」
という某氏の上半期総括には
「じゃあ挑戦するな」
というツッコミが殺到した。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/headlines/20120715-00000022-spnavi-fight.html
こんな雑談をした
1次会、2次会を終えた後、ホテルに宿泊したり終電に乗る代わりにオールナイトで話すというダメな大人のだめなありさまでした。(この日、シュートボクシングの興行に行った人が戻ってきたりとか)
何しろ飲みながらのことなので、再現はかなりいーかげんですよ。
「ことしのG1は面白かったな」
「むかしとはだいぶ違うよね」
「ぼくが違うとおもったのが、いまの新日本は『必殺技』を軸に、その攻防でほとんどもたせているよな」
「90年代の全日四天王プロレス、そして新日ジュニアのような、2.9の大攻防は・・・」
「もうその影響は無い、といってもいいような」
「必殺技といえば、オカダ・カズチカのレインメーカーって技はいいよあ。それをやれば決まる!ということを周知させて、そして技はあんまり危険じゃないし(笑)」
「あれなんだよな。たとえばチョップでも、最初に腕をぐるんぐるん回して『スピニングウルトラミラクルチョップ!!』とか名づけて、それを一発当てればおしまいという設定・・・設定というんかな・・・にすれば、それを軸にして、その”ぐるんぐるん回す腕を止めて必殺技を防げ!”とか、どんどん攻防が出てくるんだよな」
「考えてみれば、『本当に痛くてダメージを与える技じゃないとフィニッシュできない』という90年代四天王プロレスのほうが例外だよな(笑)」
「そういう、一発の必殺技をめぐる攻防・・・という流れにカムバックしたのは、だれだろう。やっぱり三沢光晴の事故もあったからかね」
「棚橋と、あと中邑が主導した、というのが僕のイメージ」
「あの、ガチ帰還兵の中邑が?うーん、ほんとに芯からプロレス好きだったんだな・・・鈴木みのるもそうじゃない?」
「鈴木みのるか」
「UWFの、ロープに振っても戻ってこないというUWFのムーブを『世界一性格の悪い』というのに置き換えて、それを軸に試合の主導権を握ると・・・」
「鈴木みのるは本当に頭がいい。ああいうふうにトップになっていったからね」
「そういえば、さっきの二次会で『曙太郎はいま全盛期だ』という話があったけど・。・・」
こんな話が、ひたすら続いたとさ。