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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています 

続・青木&北岡「ロングスパッツ問題」。反響大&若林太郎氏語る

昨日の「ロングスパッツ問題」、続きます。
なぜ続くかと言うと、まあこれ見てください。昨日の履歴。

# 5508 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/
# 1590 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/index.html
# 652 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/text/200901060005-spnavi.html
# 524 http://nhbnews.mond.jp/nhbnews/bloglink.html




師走から大晦日にいたるときに、けっこう手早くカード決定や専門誌の情報などをお伝えしたり、鋭い評論(笑)をした時でも、大体多くてスポナビから900-1500アクセス、NHBニュースから200−300というのが相場。5500のスポナビからのアクセスというのは近年記憶に無い。他の理由がある、もしくは「見えない道場本舗」の面白さが一夜にして大評判を読んだ、小泉今日子が紹介した(笑)などなどの事情があるのかもしれないが、素直に「ロングスパッツの是非論は、格闘ファンの間に予想外に大きな関心を呼んでいる」と受け止めるべきなのだろう。

あちらのスレも2つ目?が終わった。
http://ex24.2ch.net/test/read.cgi/k1/1231204861/


若林太郎氏、この問題に関心を持っていた。

そのスレで紹介されていたのが、修斗の会場内で販売されるSHOOTO NEWSに、昨年書かれた文章。この雑誌は若林太郎氏が中心になって作っている。そして

SHOOTO COLUMN 〜SHOOTO NEWS掲載コラム BLOG転載版 f
http://blog.livedoor.jp/shooto_column/

としてネット上でも読める。
そして、ロングスパッツの話題に関連しているのが08年8月に書かれたこのエントリ。
※1月23日に、引用の分量を減らしています

http://blog.livedoor.jp/shooto_column/archives/327623.html

レーザー・レーサー騒動に真の栄光を考える」

……試合展開に大きな影響を及ぼすものが本当に存在するのだとしたら、調査研究し、制限などを加えるルール改正もありうるでしょう。
 ラバーガードの使い手である世界ミドル級王者・青木真也の影響で、最近プロのリングではロングスッパツを着用する選手が増加……この使用についても検討の必要があるかもしれません
……プロでもアマでも、コーナー色でグローブの色分けを行うことは許していません。これは色による視認性に差があり、打撃の防御に影響が出る可能性があるからです。
ルールの抜け道を探し出して、試合用具に加工を施して得た勝利に本当の満足感は得られるのでしょうか。真の栄光は、真に平等な二人の間にしか存在しない。私はそう思います


ふうむむむ。
ロングスパッツ着用の是非の前に、率直かつ原理的な発言で知られる同氏の、「歯に衣」の着用の是非が論じられるような気もするが(笑)、面白い話である。ただ、この文章から分かる、「ロングスパッツは、今後検討の必要がある」という見解は、逆に言うとあれだけ厳密な修斗でも「現在は即禁止にするべきだとの声はない」という読み方もできる。そこに留意すべきだろうか。


にしても面白いのは、同氏は「修斗協会事務局長」であると同時に「パラエストラ番頭」でもあり、青木真也が選手としての所属がパラエストラ東京である以上、そういう意味の関係者でもあることだ。修斗の場合は1ジムの立場と修斗協会の立場の区分けはみなやっているとはいえ、やはりこれだけ率直な物言いを、そのしがらみがある中で言える、書けるというのはすごいもんだなあ。

「プロ論」

実は同コラムを読んでいる中で、こっちの文章も面白かった。実は最初に別の場所で読んだ時、「面白いや、紹介しよう」と思っていたのだが、保存しなかったのでどこからの文章だったか分からなくなり紹介できなかった。ちょうどいい。

シューターに求められるプロとしての了見
http://blog.livedoor.jp/shooto_column/archives/327627.html

…「プロ」というのは、「それを行って生活に充分な報酬を得られる人」という意味ではありません。言葉の意味としての「プロ(=プロフェッショナル)」は専門家…「一円でも貰えばプロ」という考え方も間違ってはいない…「食えてこそプロ」という気概を持つことは実に素晴らしい了見だと思います。しかし「食えなきゃプロじゃない」なんて主張するのは、野暮で大間抜けな素人考えでしかないのです

今、あらためて、まとめて氏の長文のコラムを読むと分かるのだが、選手の名文家といえば郷野聡寛高阪剛長南亮などの名前が浮かぶが、格闘技関係者として文章を書く人の中で、理論、構成、表現とも若林太郎は屈指の名文家だといえそうだ。惜しいのはSHOOTO NEWSでの文章発表は、初出が会場内パンフという特殊なものなので反響がおそらく大きくないだろうことと、ブログは旅また旅(アマ修斗の地方大会開催のため)と仕事また仕事のため、短文の日常紹介がほとんどのため、内容的には本来持っているはずの影響力が、限定されているということだ。



ところで「歯に衣着用」(笑)の話につながるのだが、実は私の記憶によれば「食えないとプロじゃないですよ!」というスタンスに青木真也も立っている?という印象がある。
数号前のkamiproのインタビューだと思うのだが、例によって見つからん。何か、要約すれば「修斗は食えなかったのでプロじゃなかった。PRIDEに来て初めて食える、プロになった」というインタビューが最近あったと思うのだが…この前の同誌PRIDE特集で「食える・食えない」を語っているのは郷野聡寛だしな。


実際に警察に就職を考えた青木真也も「食える=プロ」論に立つとしたら、同じ道場でも多様な意見がそのまま残っている、その多彩さがパラエストラの凄さなのかもしれない。


また、この「若林流プロ論」に関してはDEEPの佐伯”豚勝将軍”繁氏が、また面白い反論をしている(直接的には、kamipro128号の若林インタビューへの反論だが)。


佐伯繁DEEP代表、『kamipro NO.128』の若林太郎氏インタビューに真っ向から反論!
http://www.kamipro.com/column/?id=1225738650
佐伯繁慧舟會久保豊喜論争も面白かったが、こちらも極めて論点が多彩で、具体例も豊富で面白い。

昨日のコメント欄より

ハハハ 2009/01/07 10:55 じゃあ逆に滑るようにクリーム塗るのもありっちゃありですな。
今はルールで規制されているだけで。


当たり前田の 2009/01/07 11:42 そりゃトルコ相撲だってありますしルールが認めれば問題ないでしょうよ
ルールに違反して塗ると一生後ろ指指されますが


tamapint 2009/01/07 12:55 あ、今更ですが、秋山選手の反則があったとき、みそぎマッチでインド辺りのオイルレスリングで好きなだけヌルヌルにして戦わせる、と思いつかなかったことが無念です。今年は試合するのかな。


tita2009/01/07 19:58 http://wiredvision.jp/news/200709/2007092520.html
有名な話ですが、打撃が効かないスーツが開発されているので
規格統一した方がいいとは思いますね。