INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

上に関連。この時彼らは「無言の圧力」を感じたか?&ある宗教冒涜(?)漫画

今回の「靖国」上映問題は「ムハンマド風刺画問題」とかなり共通すると以前も書いた。
当ブログの「ムハンマド」関連記事もご覧下さい


その中でもつい最近、天下のNHKが自粛したという意外な事実がこれ。深夜放送で視聴者も少なかったのだろうが、どこの新聞も記事や社説にしなかったな。ただ今回の問題とパラレルになるやろ?
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080117#p4
■[漫画][法哲学][宗教][TV][ブログ]「ムハンマド風刺画問題」は終わらない−−NHK番組と漫棚通信より

ここから事実のみ再紹介する(詳しく読みたい人はリンク先へ飛んでくれ)。



●2007年〜2008年、NHKで放映されたドキュメンタリー
●シリーズ日本語タイトル:「NHK 33カ国共同制作 民主主義」
●作品日本語タイトル:「欧州 デンマーク “風刺画事件を追って”」
●ディレクター:カルステン・キエール Karsten Kjær(デンマーク
●日本での放映:2007年11月28日(BShi)、2007年12月23日(BS1)、2008年1月3日(NHK総合
     ↓

※最後のテロップ:

NHKはこの「事件」で傷ついた多くの人々への配慮から一部映像を加工しました

ついでにこの話も書いておきたい

http://www.asahi.com/national/update/0327/OSK200803270132.html

「仏様を侮辱」 僧侶有志が遷都キャラクターの再考要請
2008年03月27日23時31分

 
賛否を呼んでいる平城遷都1300年祭(2010年)のマスコットキャラクターについて、地元奈良の僧侶有志が27日、「仏様の頭に鹿の角を生やし、侮辱している」として、再考を求める意見書を県などでつくる同祭の事業協会に提出した。

 意見書を出したのは、奈良市と周辺の寺院の僧侶20人でつくる親睦(しんぼく)団体「南都二六会(なんとにろくかい)」(会長=橋本純信・十輪院住職)の有志。橋本会長は「眉間(みけん)の白毫(びゃくごう)(白い巻き毛)や長い耳は仏様の特徴そのもの。仏様をちゃかしているようで、違和感、嫌悪感がある。これが印刷されたポスターや案内物は境内には置けない。県外の仏教団体にも私たちの主張を広めていきたい」と話した。


僧侶はたぶんこう考えるんだろうな、というのはよく分かる。

ただ、この記事を読んでわたしゃね、この「南都二六会」に宅急便か書籍小包使って

聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)

聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)

を送り付けたいという欲望を抑えるのに必死でして(笑)。作品は面白い(いやトータル的に面白いかというと微妙だが、その意気やよし!ですね要は)し、連載中止とかしてほしくはないが、この作品のテーマとスケールにふさわしい揉め事も見てみたい気がするのだ(笑)。そういう矛盾した感情ですね要は。


◆この漫画が雑誌に載った時のエントリ。内容を詳しく書いてます
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080119#p7