http://d.hatena.ne.jp/caitseth/20080312/p4
で紹介してもらった記事。
『森恒二先生』 その1
http://manganohi.jp/2008/03/11018.html
何度か「森恒二の虚実と人生に迫れ」ということをここで主張してきたが、昨年の別冊に掲載されたインタビューとあわせてその全容がかなり分かってきた。前にも書いたけど「浅草キッドの海賊男」がまだあれば登場してほしかったな。
……僕はユウみたいなナイーブないい子ではなかったですけど、理由としては似たような感じで、下北沢をフラフラするようになっちゃったんですよ。で、そのまま何となく街でケンカをするようになっちゃった、と(笑)。
――なるほど。まずは格闘技ではなく、ケンカから入ったんですね。まさに、リアル『ホーリーランド』。やはりユウのように連戦連勝だったんですか?
森:子どものころからずっと身体を鍛えていましたし、もともと体格も良かったので、けっこう勝てちゃうんですよね。ほかではあんまりほめられないし、成績も良くなかったので、ケンカに勝てるってのがうれしかった。それでだんだんケンカが好きになっていっちゃって(笑)。ただ、その辺のヤンキー君なんかとやる分には勝てても、格闘技をやっている子には負けちゃうんですよ。それで格闘技に興味がわいてきたんです。
――なるほど! ちなみに一番最初に負けた格闘技は、なんだったんですか?
森:柔道ですね。素行が悪くて柔道部を退部させられた子に完敗しました。今でも、それがすごくイヤな思い出として残っていますよ。とにかく1人だけ圧倒的に強いんです。全く別次元で。
分かりにくいたとえかもしれませんが、時代劇でチンピラ同士がワーッってケンカしてる中に、侍が出てきてパニックで大騒ぎになるイメージですかね。そのくらいの差があった。だから当時は本当に柔道が怖かったですね。それでユウの最初の強敵を柔道家にしたんですよ。
たしか「拳闘暗黒伝セスタス」の作者も、プロデビュー前からの彼らの友人であり、ベルセルクも剣技の殺陣の部分では格闘技よりだから、「武闘派のトキワ荘」という感もあるな(笑)やなトキワ荘。
格闘技理論の正否などにはいろんな議論もあるが、これも前に書いたけど「嘘や空論なら、あれだけそれを創れる人はすごい」といいたい。そういえば最終回が近づいたような雰囲気があったけど、それもどうなることか。
これは前からのひとつの構想だけど、一回どんな不出来でも英文の紹介をつくってFrom SAMURAI nationのブログにUPしたい。もう漫画文化の情報は既に英語圏にもあふれているから、探せば見つかるのかもしれないけど題名が一般名詞に近いこともあって見つからなかった。
映像化(ドラマ化)もされているし、あとはあのブログに来る層に限って言えば、けっこう受けると思うんだが(笑)
- 作者: 森恒二
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- メディア: コミック
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そんな中で、キックボクシング漫画がひっそり終了
少年ジャンプで連載してたやつ。一度も見る事なかったし、題名も作者名もまったく覚えてないがお疲れ様でした。
現在、格闘技漫画は全体的にはやや低調、というべきかな。
5年程前が一番盛り上がっていたかも。