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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

アラン・ドロン「ここは俺に任せろ! バンナよ、君は日本へ!!」・・・ある奇跡と、失敗の話

アラン・ドロンという名前を久しぶりに耳にした。
http://blog.goo.ne.jp/chaser34/e/175a11d7b551db730d424bbc4693cab4

ADID社のセギー社長の奥様から伺ったドロンの最新情報をひとつ。
昨日のK1で勝利したジェロム・レ・バンナ選手について。

彼は今スペインでドロンと共に映画『アステリクス』シリーズ最新作を撮影中で、
映画出演の契約上、撮影中は顔の怪我などがあってはいけないことから
格闘技の試合に出場することは許可されていなかったそうです。


ところがこれを聞いたドロンがバンナに対して
「そのような契約のことは気にせず、日本で試合をしてきなさい。
後のことはこっちで何とかするから。」

と言って彼を撮影地のスペインから送り出したそうです。
早速ドロンからADID社の社長に
「バンナが日本に着いたらよろしく頼む。」
と連絡が入り・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いい話ですな・・・・・・。(梶原一騎版のアントニオ猪木
が!!
そんな契約させて、しかもその契約の選手をK-1GPにマッチメークするというのはどういうわけやねん。
アラン・ドロンが男気を見せたからよかったけどさ、そうじゃなかったらどうなってたのよ?
角田信朗vsチェ・ホンマンとか見たくねーぞ。

大スキャンダル一歩手前でしたよ。


実際の話、映画撮影の途中で顔がボコボコに、はれ上がったり、傷が出来たりしたら困るからそれを契約で禁止する、ってのは合理的な話で、無茶とはいえない。マーロン・ブランドは「地獄の黙示録」で撮影現場に普通のイメージとはまるで違った肥満体で現れて、これが作品にも影響を及ぼしたとか。