http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/video/Curr/program.html#p
司会: 田原総一朗
進行: 長野智子、渡辺宜嗣
パネリスト: 松島みどり(衆議院・自民党)蓮舫(参議院議員・民主党)福島みずほ(参議院議員・社民党党首)奥谷禮子(ザ・アール社長、経済同友会理事)長田百合子(塾経営)金美齢(評論家、JET日本語学校理事長)遙洋子(タレント・作家)ミュリエル・ジョリヴェ(上智大学教授)勝谷誠彦(コラムニスト)松原聡(東洋大学教授)森永卓郎(エコノミスト)八木秀次(高崎経済大学教授
右派だ左派だで色分けできる問題でもべつにないから、その分、番組としては低調にならざるを得ないわな。
それに、実はたいへんな隘路であって、「少子化」を問題だ問題だといってると、逆に「子供を持ってない人は悪いの?」「いえいえそんなことはありませんよ、個人の自由ですよ」と答えなければいけないから、どうしても歯切れが悪くなるのよ。
「会場の女性の声」も、おのずからその内容は微妙に笑いが入るしね。
いったん結婚して退職すると2億円生涯収入が減る、という指摘は面白かったが。
あと、「子育て支援を充実させよ」というとき、それは社会が「独身者・子無し夫婦から金をとって、結婚して子供を持つ人に所得を移転させる」ということでもある。
それでいいなら、まあよかろう。
例えば、話に出てきた「出産費用無料化」とかも、まあしょうがないだろうな。
あと、小児科医者が少ない少ない、という話も、まあ税制や補助金で、小児科は儲かる!ということになれば、医学生の中でその道を選ぶ人は増えるでしょう。
今は、例えば子供は分量的に使う薬の量が少なくなるから儲からない、とかいう部分があるそうだ。
ある程度、「子供持ち家庭はコストが掛かるんだから、俺たちに(こそ)金をよこせ」という意識的な「奪い合い」をすれば問題ははっきりする。
ああそうだ。
かつて諸君!の巻頭匿名コラムニスト「紳士と淑女」子(たぶん徳岡孝夫氏)が、少子化対策でこういう提言をしていた
「出生率上昇の方法は、すごく簡単だ。
全国一律に、夜10時以降は強制停電させればいい」
なるほど(笑)