決勝(マギー審司頂点)まで見られたのに、仕事の疲れでぐうぐう最後は寝てしまうという、しょっぱい展開になった。HBK(ヒトシ・ボッシュート・クサノ)と優勝者のスペシャルマッチで、どっちが勝ったか負けたかもわからん。
まあ、4/5深夜からは彼の雄姿はレギュラー番組で見られるからいいや。
ところで、テレビ・バラエティーをあまり見ていないので流れが分からないのですが「草野仁は実はスポーツ万能、というよりガチンコが強い」という事実は前から存在したとして、それがTVのキャラクターとして解禁されたのはいつなんでしょうか?
本来なら、NHK出身で理知的、紳士的な人として売っていたのだからマイナスの可能性もあったのに、よく踏ん切りをつけたものだ。
これは「この部分も売りになって、仕事に結びつく」という冷徹な計算もあるんだろうけど、「これだけ鍛えた俺のパワー、実力を隠し続けて老いたくはない。世に、わが力を見せ付けたい」という、闘う獣(おいおい)の本能がなさしめたのではないか。
「武芸者にとって最も怖いのは老いだ。老いが力を奪い、闘うことができなくなることだ」と、餓狼伝1で最初に丹波文七と闘った竹宮流継承者が述べていた。