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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

横田めぐみさん:「遺骨」は別人 政府発表

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041208k0000e040110000c.html


 政府は8日、拉致被害者横田めぐみさん(行方不明当時13歳)の遺骨として北朝鮮が提供した骨について、DNA鑑定の結果、めぐみさんとは別人のものだったと発表した。拉致被害者の安否に関する北朝鮮調査の信ぴょう性が根底から崩れたことを政府は重視し、北京の大使館ルートで北朝鮮側に抗議した。同時に細田博之官房長官は記者会見で北朝鮮に対する追加の食糧支援を当面凍結する方針を表明した。

与党内から対北朝鮮経済制裁を求める声が強まるのは必至で、政府は日朝交渉の全面的な見直しを迫られそうだ。

 小泉純一郎首相は8日夜、鑑定結果について記者団に対し「めぐみさんのものではなかったことは、まだ死亡したということではないので、希望もある」と述べる一方で「虚偽の資料を提出したことは極めて遺憾だ」と北朝鮮を非難した。

 提供された骨は、新潟県警の委嘱により、めぐみさんの両親から提供されたへその緒と照合する形で警察庁科学警察研究所科警研)と帝京大学医学部でDNA鑑定が行われてきた。同県警は8日、このうち帝京大での鑑定結果について「めぐみさんと別人の2人のDNAが検出された」と発表した。鑑定結果は同日夕、内閣拉致被害者・家族支援室から両親の横田滋さん、早紀江さん夫妻にも伝えられた。

 細田長官は8日夕の記者会見で骨について「北朝鮮の調査結果の核心的な部分」だったと指摘するとともに「今後の日朝交渉に非常に大きな障害が出てくる。日朝平壌宣言の精神に反する」との見通しを示した。

 5月の日朝首脳会談で日本側が提供を約束した25万トンの食糧支援のうち、未実施の12・5万トンについて小泉首相は「今すぐ実施する考えはない」と述べ、当面支援を見送る方針を示した。また、北朝鮮への経済制裁について外務省首脳は「他の資料の分析結果を待ちながら、早急に検討していく」と述べた。

 この遺骨は先月9日から14日まで平壌で開かれた日朝実務者協議で、北朝鮮側から他の拉致被害者の資料とともに「横田めぐみさんの遺骨」として提供された。めぐみさんの夫とされるキム・チョルジュンさんがめぐみさんの土葬から2年半後に墓から掘り起こし、骨つぼに保管していたものと説明を受けた。

毎日新聞 2004年12月8日 16時48分

この記事に言うべきことはない。
そして、再び掲載させてもらう。あの国土に留まっているであろう彼も、
ともに闘ってくれるはずだ。

http://www.bekkoame.ne.jp/ro/renk/INSIDE2.htm

安哲(アン・チョル)アピール/全文

南朝鮮人民の皆さん、海外同胞の皆さん、世界各国の良心のある皆さん!



私は朝鮮民主主義人民共和国のアン・チョルです。

朝鮮で、一日に数千人が死んでいくようになって、既に三年という月日がたちました。

私の家族もその過程で飢え死にせざるを得ませんでした。

私はその中で暮らして、北朝鮮社会が金日成金正日による独裁で、封建主義であることを知りました。

特に金正日が政権を維持しようとするために、日が経つにつれ、飢死、凍え死に、病で死んでいく人が増えています。

北朝鮮でこんなことが起こっているのは、金正日が自分の政権を維持しようとするために人々を飢死させているといっても間違いではありません。

私は、金正日政権が倒れる日こそが北朝鮮人民の解放の日だと確信しています。

ゆえに私は立ち上がることを決意しました。

私は、北朝鮮人民の解放と、民族統一のために最後まで闘います。

私が北朝鮮の悲惨な実情を世界に伝えるために、この映像を撮ってきました。

最後に、南朝鮮人民、海外同胞、世界各国の良心ある人々が、金正日独裁政権に反対し起ち上がった私たちと手を結んで共に闘ってくれることをお願いいたします。(訳・レンク)