評価で言えば、茶番だなんだ言われても、例えば当たり外れの大きいＰＲＩＤＥの平均点は超えたイベントだったのではないか。
しかしながら、それがＲＯＭＡＮＥＸの最高点ではないかとの気も（笑）。
というのは、今回Ｋ-1が（比ゆ的に言うところの）貯金した額と貯金を下ろした額を比べてみればいい。貯金を上積みしたのは須藤元気ぐらいで、あとはＫ-1が後生大事に、とくに昨年末からこつこつ？積み上げてきた定期預金「ボブ・サップ最強イメージ」と、今後のマイホームの頭金だったボーナス貯金「イグナショフはミルコ以上の逸材イメージ」という預金を、本日全額おろしてしまったではないか。
それが計算通りか、計算外かはさておき、これはまずい。
ところでボブ・サップなんだが、痛みに相変わらず弱いのはいいとしても（いい表情だなあ・・・）、致命的な弱点をさらしてしまったね。
それは、いったん倒されたら、起き上がったり相手の移動にあわせて回転して足を向ける（オープンガードポジションの保持）、そのスピードがすごく遅い点だ。
これって、筋肉のため体重が身長に比して極めて重いサップにとっては、ある程度以上は克服不可能だろう。今後、相手はなんでもいいからテイクダウンしたあとは、ひたすらゴービハインド的にサップの頭のほうに回りこんで、たこ殴りすればいいんではないか。
ここから這い上がれば、それですごいと言えるが
