NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )とダブルポストです
元ネタは、
http://blog.livedoor.jp/suck_me_disco/archives/51994709.html
…「DEEP CAGE IMPACT 2015」…中でも反響が大きかったのはDEEPフェザー級チャンピオン横田一則のマイクパフォーマンスでしょう。
(略)
いつものように相手の光を消す手堅い試合運びで判定勝利。その後にマイクを握ると……「舌好調」。勢いそのままに現在絶賛オンエア中の「ROAD TO UFC JAPAN」についても「出ている選手も絶対オレにはかなわない」と挑発と捉えられかねない戦慄のマイクパフォーマンスを披露しました。
するとこの発言に選手も即座に反応。「ROAD TO UFC JAPAN」に出場中のDJ.taikiはTwitterでDJ.taiki@FC大阪 @DJ_taiki 8月29日
https://twitter.com/DJ_taiki/status/637567447126577152
人は世界一に挑戦し続ける姿に惹かれるのであって挑戦を辞めた姿には魅了されない。
MMAに限らず。
Road to UFCだから惹かれる人がいるのであってこれがRoad to OFC だったら魅了される人がいると思いますか?と……
このまま炎上するかと思いきや、そこに立ち塞がったのは日本を代表するフェザー級トップファイター川尻達也。DJ.taikiの発言をリツイートした後川尻達也tatsuya kawajiri認証済みアカウント@CRUSHER_MMA
https://twitter.com/CRUSHER_MMA/status/637576063720165376
その全員俺よりだいぶ下。(略)
日本に留まって草の根的にシーンを盛り上げるか、世界最高峰の舞台で結果を残すべくUFCに打って出るか、それはどちらが上か下かというわけでもなく……
なつかしいな。
実際に政治的な国境があって、闘うことは当分ないであろう環境で「俺はA、Bより強いぜ!」「俺ならあの大会で優勝だぜ!」とやって、実際にそこでやってる人間に反発を食らうといえば…
古いところでは、「PRIDE武士道」でトーナメントを行っている時に、MARSやランブル・オン・ザ・ロックでやっている岡見勇信が…当時の記事があるよな、わが道場本舗には。
長南亮vs岡見勇信の因縁は? - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060302/p1
ちょっと間が空いたのだが、書き忘れていたこのネタ。ゴング格闘技より。
ゴング格闘技最新号で「-83kgの風景」という特集があり、長南亮のインタビューが掲載。同誌2月号で岡見勇信が「現時点でも武士道GPで優勝する自信がある」とコメントしたのに対し
「政治的なことを考えると、アイツは武士道に出ることができない(略)だったら武士道の名前を出す必要がないじゃないですか。アイツは武士道GPで闘った全員を侮辱している」「だったらアンデウソンにもちゃんと勝つはずでしょ。自分もアンデウソンとはギリギリの試合だったから(略)それがどうしようもない試合(註:岡見はROTRで反則勝ち)をしやがって」
「アイツがDEEPに出ればいいんですよ。そしたら、俺がいつでも・・・」(P22)
岡見のインタビューもあり、一部返答がなされています(P29)
逆に、他の場所で結果を出している選手に対して「そんなに強いなら、最高峰の場=UFCになぜ挑戦しないんだ?最高峰に挑戦する奴が偉いんで、それをしない選手はそれより下」的な物言いは、ここでの議論がありました。
シュウ・ヒラタ氏がインタビューで青木真也に苦言&ジャパニーズMMA復活のヒントを語る http://sadironman.seesaa.net/article/149840142.html
――青木は試合後に自分の敗北はジャパニーズMMAの敗北を意味すると言っていました。日本はアメリカの植民地とも言ってました。そのことについてどう思いますか?
ヒラタ:私は彼と食事をしたこともあるし、彼がナイスガイだということも知っています。しかし、だからこそ言わないといけないこともあります。「君の考えている修羅場はこんなもんか? 誰が君を日本代表と言ったんだ?」と。彼が安全コースを歩んでいる間に、岡見勇信、長南亮、郷野聡寛、前田吉朗、弘中邦佳、三島☆ド根性ノ助、三浦広光、吉田善行、中村和裕、水垣偉弥、最近だと五味隆典、その他多くのファイターがUFCやWECといった真の“メジャーリーグ”に果敢に挑戦しに行きました。もちろんその中で生き残っているファイターはごく僅かですが、彼らだって日の丸を背負ったファイターです。
青木はDREAMでスターになり、ストライクフォースで闘うという安全かつ素晴らしいコースを歩みました。そして、それは必ずしも“メジャーリーグ”というわけではありません。彼はイバラの道を歩んでいません。イチローや松井秀喜がMLBでプレイしているのに対し、青木はカナディアンリーグやカリビアンリーグに特別出場したようなものです。(後略)
議論のネタ、というのは何度もリピートされるもんなんだなあ。
しかし横田、横田ね…連勝を続けていることは知っていたが、UFCで彼を見たいとか見たくないとか、発想することがそもそも無かったな。まあ横田はひところのリオン武士と同じく「応援してくれる人に試合を見てもらいたい」ということを重んじて、国内で試合をする=UFCには行かないと公言している一人でもあるんだろうけど、正直ほんとうにイメージし難かった、というのが個人的な印象。
この試合は9月にサムライで放送されるが、そういわれても契約する気にならないレベル(笑)。でも今成の試合もあるんだよな、それは見てーんだが。
DEEP CAGE&DEEP JEWELS 2015.8.29 ディファ有明 TV初
[FIGHTING TV サムライ]
9月13日(日) 後10:00 9月14日(月) 後8:00 9月15日(火) 前8:00 9月15日(火) 深0:00 9月19日(土) 後6:00 9月21日(月) 後8:00 9月23日(水) 後6:00 9月30日(水) 後1:00
しかし、ロード・トゥ…は結局、9月27日の決勝で勝ち残った一人以外の7人は、みな契約できない。そのうちの何人かは、「DEEPに乗り込んで横田のクビを獲る」、という流れにだってなるんじゃないかと思う。そういう点では今回のマイクアピール、絶好のビジネスになるんじゃないだろうか。