ロシアとグルジアの紛争は、大方の予想を超えて拡大していった。
これが軍事的、国際政治的、経済的にどのようなインパクトをもたらしていくのかはちょっと分からない。
プーチン帝国の軍事的勲章だという見方もあれば「グルジア内南オセチアの分離独立紛争が国際化されるだけでグルジアにとっては得点」などの見方もあるという。
しかし、私たち−−−というか私にとってか、グルジアという国は何より「リングス・グルジア」の個性的でややのーてんきなファイターたちの祖国として覚えている。
ウィキペディアの「リングスグルジア」
# アルティミシュビリ・ノダリ - 代表
# ビターゼ・タリエル
# ビターゼ・アミラン(ビターゼ・タリエルの実弟)
# グロム・ザザ
# グロム・コバ(グロム・ザザの実弟)
# ダヴィド・ハハレイシヴィリ
# ブザリアシビリ・ラマジ
# シュトルム・コバ
# ゴキテゼ・バクーリ
# ツハダゼ・ザオール
# ゲオルギー・カンダラッキー・・・・・・・・・などなど。
そして、その多くは現役軍人だったり、過去に軍経歴があったという。
一度、前田日明がファイターの喧嘩自慢、喧嘩履歴の話をしていて「そういう命のやり取りやったら、グルジアの連中がいちばんすごいで。あいつら内戦に出ているからな。ちょっとここでは言えないような経験をしている」
と話していた。
グルジアの独立後の大統領は暫定の一人を除き、みな無事に任期を終えられないほど正常が不安定な国だ。
彼らのうちどれくらいが今も軍歴があるかわからないが、国家総動員令も出されている以上、無関係に安全に暮らしているというわけにはいかないだろう。
無事を願わずにはいられない。