発表から数日経過したけど、まだ書いてなかったな。
台湾と格闘技に関しては、これまでも折に触れ書いてきたので繰り返さない。要は豊かなアジア先進自由国家(一応こう書いておく)だから、日本や韓国でこれだけリアルファイト人気があるのだから波及するだろうと思ったら、これがあまりしてないなあ、と。
でもなんでこういうふうに、大会がダイレクトにあっちに行くかというと・・・すでにこの話は、今年2月にNHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )では紹介していたね。
K-1BATTLE
本日が最終放送(通常、1週間で5回ほど放送する)となったサムライTVのK-1バトルスクランブルで谷川氏のインタビューがありました。「K-1はアジア各国のプロモーターが、熱烈なオファーをしている。その中で台湾とマカオはもっとも熱心」とのこと
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聞き手
−−アジアの人気って言うか熱が今ものすごい。日本を完全に上回っているというか韓国、香港・・・
谷川「香港は去年やゃって大成功しましたんで。今リクエストが、「K-1をぜひ我々のところでやってほしい」って言っているのはマカオと台湾ですね」
聞き手
−−台湾なんかもう相当な、なんか感じで、K-1に来てほしいって言ってると。谷川「そうですね、テレビ局を通じて(オファーが)ありますから」
ちなみに石油景気に沸くアラブでもk−1をやりたいという動きがあるとのこと
熱心なプロモーターがいればできるということだ。売り興行なのかな?
でも台湾の興行主もTV局も慈善や文化事業ではあるまい、勝算があるのだろう。ということは人気もやっぱり一定程度はあるんだろう。
これをきっかけに、K-1のアジア制覇が進むことを。
ダナ・ホワイトのUFCも、エリートXCもPPVが50万件だ、全米地上波放送だと騒がしいが、どうしてどうしてK-1のアジア・欧州人気とネットワークだってあなどれない。
台湾を旅したいものだ。これを見に行くついでに旅しようかな。いやその逆か。
私は今年3月、台湾へ行くぎりぎりのところまできていたのだったが、仕事の都合上などで断念していた。
旅に行くには準備不足のような気もするが、逆に台湾なんてごく近場といえば近場で、そうそう周到に準備するでもなく、カジュアルに行くのが正しい姿勢なのかもしれない。
もう泳げるのかな、緯度的には。
今、台湾を知るようになる若い人って今なお版を重ねる小林よしのり「台湾論」や司馬遼太郎「台湾紀行」なんかがきっかけになるのだろうが、私は行けるなら
うなぎ麺
か
排骨飯
を食べてくるよ。こんなので分かってしまう人は困るのだが。
そんなことよりヴォルク・アターエフだ
いきなりK-1登場はおめでとうございます。
なにしろ参戦を決めながら、内臓疾患で中止、なんてこともあったから無事また格闘技の場に戻ってくるだけでうれしいこと。
ではあるが、いきなりレミー・ボンヤスキーというのもどうなんでしょう。
もっと元野球選手とか元円盤投げ選手とか、そういう相手がたくさんK-1にはいるだろうに。
ちょっと長く使う気あるんですか?という気がする。
ところが、彼がもしDREAMにほうに来たら、と夢想しよう。そうなると君、ミルコ・クロコップの相手として実にふさわしい。
すごいファイトになりそうだ。
K-1もDREAMも一応同一資本のはずなのだが「今はお互いの世界観を確立する時期。選手の貸し借りも無いようになっている」ということらしい。某解説者が言っていた。
それはそれでいいんだけれども今回、アターエフがK-1に行くというのはちょっと両者にとって勿体無い。
こんなことなら世界観がどうこうとか言う(本人たちが言っているわけじゃないけど)前にちゃんと情報交換しとけ、と文句もいいたくなる。