これもkamiproから。「すっかり一番雑誌に載るようになった人」と同誌も自嘲するように、本当にしょちゅうインタビューが載る。で、PRIDEに”明るい未来が見えません”ことがよう分かる(笑)。
まずはテレビ放送契約とスポンサー契約を結ばなくてはならない。そこからこのビジネスはスタートするんだ。
なぜ「PRIDE」にテレビがつかないのか、それは君たちがテレビ局に取材して聞いてみるべきだ
どこの国に行っても「ウチで放送させてほしい」とテレビ局のほうから話が来る。それなのに、世界でもっともMMA人気が高い日本だけが、こちらから「放送しませんか?」と持ちかけても話しがまとまらない。おかしいと思わないか?
「PRIDE」とUFCをセットで放送したいんだ。だからテレビ放送獲得の話は両ブランドをセットでやりたい。この世界の二大ブランドが、なぜ日本でテレビ契約を結んでいないのか理解できない。
なぜ放送されないか、ってそりゃ高いからだよ。ザッツ・オール。
ぐだぐだ議論するより、これからもUFCを中継する体制で完全に予定を立てていたWOWOWがいきなり、突然に、「契約がまとまらないため」放送を中止せざるを得なかったという事実がそれを証明している。
まあ、WOWOWは2002年からの放送で、TUFで人気が沸騰する前の契約だとしたら現在のイケイケアゲアゲのUFCがその契約に不満を覚えてもおかしくはない。
しかし、
「人気があるからTVがつくのではない。テレビがつくから人気があるのだ」という関係ってものもまだまだ今現在では存在するわけで、「格安お求め期間」なしというのは無茶だと思うしだいだ。前もいったとおり、もともと「大会の宣伝」的な意味もあるTUFぐらいは日本の深夜番組として放送できるぐらいのレベルで卸すべきだろう。
ダナは結局、日本大好きですみたいなリップサービスはともかく「日本は魅力的だが、失敗して市場に入れなければ入れないで別にかまわない」ぐらいのスタンスなのだろう。
ただ、「責任は日本のテレビ局にもある」というのもある意味正しい。
上のような話を単身アメリカに乗り込んで、「じゃかあしいーーーー!! おどれら本気で格闘技を根付かせたいんかーーーっ」、いや、こんな本宮ひろ志風じゃなくてもいいんだが(笑)、説得する人間がいるべきなんだが。
「公式サイトの日本語版を作ろう」は正しい
「UFC.comは英語だから日本のファンの大半はそこで動画を見るとこまでたどり着きませんよ」という堀江ガンツ氏の指摘を受け、ダナは日本語版の入り口作りに乗り出すという。
コストは比べ物にならんが、まあこれがリップサービスか本当に(いつ)できるかでダナの日本重視がほんとかどうか分かるもんだ。
ちなみに、海外団体の日本語入り口の重要性、あるいは日本団体の英語ページの重要性をいち早く当道場本舗は指摘し続けており、やっと時代が追いついてきたか、という自己満足も多少ある(笑)
なんかPC故障復帰から、まだ書く分量と範囲が本調子に戻らないな。
蒸し暑いから消耗しているんだよな。
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