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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

夏休みの始まりだ!−−さあ冒険に出よう!!(短期連載)

夏休みだ!!夏休みだ!
何しよっかなー!何しよっかな!
絵日記でもつけるか!


・・・・・・・・・・と浮かれている諸君もいるだろうね(元ネタ気にせんでよろし)

とはいえ、こんなブログを読んでいる中学生や高校生がいるたあ思えねえ(笑)
おー、でも今日30万を突破したアクセス数であるから一人か二人ぐらいはいるかな。
ではその一人か二人の、それも田舎の中学生のためにこれから書いてみよう。

あたくしも昔、ちょい田舎に住んでおりましてですね。
大都会の人間は、子供の頃から通学にも電車を使ったりするわけですが、田舎の場合はほとんどそんなもんに縁はない。どこにいくにもヘルメットを被って(被らされて)、自転車で遠乗りしたものであります。

しかし中学に入っての夏休み、ふと誰かが「一日乗っても東京で載り放題の『一日周遊券』というのがあるらしい」と小耳に挟んだ。
これがまた、こづかいでも何とか買えるぐらいの額であるらしい。
東京のどこ、という強い目標があったわけではないが、「神田というところは、何でも見渡す限りの古本屋があって、どんな漫画でも安く売っているらしい」とか「上野のアメ横には、軍服やスニーカーや甘栗(なんでこんな断片情報が入ったのやら)がこれまた安く売っているらしい」「渋谷には『忠犬ハチ公』の銅像が立っているらしい」(そりゃ、立ってるよ)ということで、それを見に行こう!となりました。
なにしろ、ほんとにきっぷなどというものを自分で買う機会がなかった我々だったが、まあ「みどりの窓口」というものがあることは知っていた。
そこで、例の「周遊券」を買っていればどうということはないが、幸か不幸か駅員さんが親切で、われわれのプランを聞いているうちに「なら、青春18きっぷというもっと便利なものがあるよ」と教えてくれた。
ちょうどこのきっぷが定着しはじめたころだろうか。
われわれは「18じゃないけどいいの?」と名前を聞いてご多分にもれず思ったが、年齢は関係ないと知って購入。

これが「暇人鉄道大航海時代」の幕開けであった(続く)。


格闘技ファン少年のための「初密航」のすすめ。

実は上に書いた「青春18きっぷ」はおととい20日から9/10までが有効期間(使用した1日ぶんは、1日で終了する。詳しくはhttp://www.geocities.jp/hp_18kippu/beginner/first-step.htm


その他参考
http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakana/18kippu.htm

http://www.geocities.jp/hp_18kippu/

http://18kippu.jp/

この前うっかり、7/6HERO'Sから7/10パンクラスまでの期間を「18きっぷを使って見に来たら?」と書いてしまったが、そういうことだったし、学校もあるし難しいよねすいませんでした。

そこで、今度こそ、夏休みに地方から東京に出て観戦するにふさわしいものは?と考えてみよう。余談ながらおじさんたちは、そういうのを「密航」と呼んでいたんだ。


プロフェッショナル修斗 7/30 後楽園ホール
パンクラス 7/31 後楽園ホール

仲の大変悪い(笑)、二つの組織が同じ場所で連続興行をやるよ。
この後楽園ホールというのは、実は東京ドームのすぐ近くで、なんとビルの4階だかにあるんだ(何を当たり前のことをと思うかもしれないが、俺は最初驚いたのだよ)。

しかしそこの中学生、パンクラス知ってる?修斗知ってる?
あのPRIDEやPRIDE武士道に出ている、近藤有己川尻達也がそれぞれパンクラス修斗にいるんだ。郷野聡寛五味隆典も、昔はそれぞれの団体にいた。

何で今はやめたかって?
それは大人になれば判る。
この大会に近藤や川尻が出るか?
でません。大人の事情です。でもうまくタイミングが合えば、出る事もあります。


ずっとテレビとかで試合を観てると、「会場に来てチケットを買って観戦する」という発想がそもそも無かったり、心理的にためらたったりもあるでしょう。僕もそうでした。
しかし会場にいくと、普通2時間程度のテレビ放送では収まらない、前座といわれる人のカードや、メインでも1R、2Rの攻防を観ることが出来ます。
後楽園ホールはどこでも見やすく、その実感が伝わるでしょう。


そして、会場には友人や後輩を応援するために、よく本物の格闘家がいます。
たまには世界の所英男さんやジョシュ・バーネット小路晃竹内出さんなどもいらっしゃいます。「陰陽師」「餓狼伝」の原作者、夢枕獏さんも「関東平野の興行は、基本的にすべて会場で見る」と豪語する人ですから、リングサイドをぐるりと見渡すと、おやおや選手らと談笑しているではありませんか(なんか文章が彼のエッセイっぽくなってきた)。
邪魔にならないように観察したり、さらに邪魔にならないようにタイミングさえ合えば、機会を見計らって持参した著書にサインを頂いてもいいかもしれません。

席は立ち見の3000円を筆頭に、4000-6000円の席で十分でしょう。
前売りを買っておくと500円ほど安い。

この興行はアクセスが便利な後楽園に二夜連続ということで推奨したのだが、さすがにもっとメジャーな選手の出る興行が観たい、ということなら8月には・・・(続く)





おー、これだけ書いたのに2本ともぜんぜん書きたい結論にたどり着いてないぞ。
【問】大人の人へ。あなたが「会場で格闘技(プロレス)を観た」のはいつ、どんな時でしたか?そのきっかけは?




【メモ】「鉄子の旅」「鉄塔武蔵野線」「ちびまる子ちゃん」「深夜特急椎名誠