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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

ランペイジの過去と未来・後編

先日付からの続き。
まず、この前紹介した「かませ犬」発言を正確に資料として紹介しよう

紙プロ 67号
・・・俺がKOTCに出場していた頃は、誰も俺なんかに注目して無かったってことだ。自分で言うのもなんだが、相手にされてなかったんだよ。そんな俺がなぜ世界一の舞台である「PRIDE]に出られるようになったかといえば、これはみんなもわかってると思うが、サクラバがヴァンダレイに負けた後の復帰戦ということで、当て馬としてたまたま俺が選ばれたってことだろう。ズバリ言っちまうと勝つことが全く期待されていない”負け役”だな。だから、あのときのサクラバの相手は俺じゃなくて、誰でもよかったんだよ。その証拠にオファーが来たのも試合の直前だしな。
(略)
俺はサクラバ戦という一世一代のチャンスをモノにするために死にものぐるいで彼に向かっていき、結果的には負けちまったけどいいファイトができた。
(略)
でも、当て馬として「PRIDE」に呼ばれた俺が、王者になるなんて愉快じゃねぇか。・・・

そうだよなあ。最初のファイトで桜庭和志に何もできず秒殺されたら、ハイさいならとお払い箱だった。実際に、その後も「松井大二郎でも勝てるだろう」と試合が組まれたことも事実だし、このころは確かに寝技に対応できなかった。
本人も、確実にその後猛スピードで進化していったよな。
そしていまや、PRIDEから引き抜かれる引き抜かれないで大騒ぎだ。


いかん、感慨にふけっている場合ではない。本題に入り、彼の黒人としての意識を見ていきたい。 


7/2に引用した、ランペイジシャードッグへの投稿は二つめで、その前には実はこんな投稿をしているのだ。

To all y'all hataz. Pleeeese don't be hatin, Me and Ray Sefo, or should i say Ray Sefo and I, are doin some big thangs. Bad Guys movie is gonna be big. The sequel is gonna be even bigger. And i'm currently doin another movie called Confessions of A Pit Fighter. It's goin down right now. The Lord works in mysterious ways becuase if i was in that Grand Prix, there would be no way i would be doin the things that i'm doin. So all you people that think because i'm born again i can't act like a bad guy or tough guy, you need to grow up. For all you fans that support the black man keep on supportin the black man cuz some big thangs gonna come out in the future. I love you guys. And i'll be back on top. HOWLIN. SLAMMIN. AND BUCK WILDIN........(but in a Christian way). Don't play no games.....Rampage ain't went no where. I'm just doin bigga thangs. You'll see me in that fightin atmosphere pretty soon. Doin my thang. Cuz imma do my thang. And when i do my thang, my thang gon be done.

俺が嫌いなみんなへ。頼むから俺のことを嫌わないでくれ。俺とレイ・セフォー、いやレイ・セフォー と俺と言うべきか、はデカイことをやっているんだ。Bad Guys movieはこれからデカクなる。 続編はさらにデカくなる。俺は今Confessions of A Pit Fighterという別の映画を撮ってるんだ。 今まさに撮影中だ。


神の考えることは計り知れない。なぜなら俺がプライドGPに出ていたら今こうして映画を撮ってることなんでできなかったわけだから。だから俺は生まれ変わってもう悪人ではなくなったと思っているみんな、そんな心配はいらない。俺のような黒人を応援してくれるファンへ、これからも俺も応援してくれ、これから先デカイことが起きるから。みんな愛してるよ。

俺はまたトップに返り咲く。吼えて、投げつけて、暴れまわるぜ、(でもキリスト教徒っぽく。) 俺を見捨てないでくれ。俺はどこにも行かない。俺は今デカイことをやっているんだ。すぐに俺は戦いの場に戻ってくる。俺は自分のすべきことをしている。これからもずっとそうするからだ。俺が自分のすべきことをすれば結果はついてくる。【訳・名無し】
http://ex9.2ch.net/test/read.cgi/k1/1114326484/

ランペイジは、例の改心でクリスチャン的に振舞うことで「俺たちは、ワルのお前が好きだったのに!」という形でファン及び、実生活での友人をけっこう失った部分もあるという。(これもまた、最近の一つの黒人文化である)
ま、それはともかく、自分がblackmanであることを、これだけ打ち出すのはやはり意識的に、であることは間違いない。
これはPoetさんなど英語が使える人にも確認したんだけど、ランペイジn発音やボキャブラリーはやっぱりアフリカ系的。一方、ボブ・サップの英語はこれまた違っていて、中産階級的というかやっぱり教養ある人間風の話し方だとか(サップは大学で薬学などを専攻していたね)。

この際、クレイジー・ホースはややこしくなるので心の棚にみな置いといてくれ(笑)

(続く)