この前、生ゴンでU-STYLEを少し放送していたら、そこにアレクサンダー大塚が出場しておった。
自分はU-STYLEは興味もなければ否定する気も無い、まったくの自然体派だが、それはそれとしてやはり映像を見れば、出場選手は「やろうと思えばガチもやるんだろ」という目で見ちゃいますね。
そこにいたのが、うらぶれたアレクサンダー大塚。
昔の「輝いてた」とされる時代もよくみりゃあ大してテクもないし、面白い試合なわけでもない。
後半になって菊田早苗に無理やり?アングルを打ったはいいが試合で見せ場を作れなかっただけではなくプロレスを”逃げ場にした”醜悪な試合を見せたことに同情の余地は無い。
しかし。要は強けりゃ許されてしまうのだよ。
この場合の「強い」というのは、日本の平均値に比してだ。
残念ながら「80キロ台後半に体重を落とすのはキツイ」といえる選手(つまりナチュラルで90キロ半ば)は日本では結局少ない。
その中で、ふつーに闘っていけばふつーに勝ったり負けたりできるんじゃないか?
要は、オブラートに包みましたがDEEPかZST、デモリッションででも闘ってみちゃどうか、ということです。
もちろん、相手はアレクの名前と実力の差を考慮して「おいしい相手」と目の色を変えてくるでしょうが、それを倒せば再浮上はあり得る。それもやらずに、もう一回島田ブッカーの力でPRIDEに出番が来ないかなあ・・・とやってたらいつまで経っても再生の芽はない。
しかし今、「アレクはだれに勝ってだれに負けるか?」をどう予想するかで
その人の個性がわかるな。
例えば野地竜太とアレクサンダー大塚はどちらが勝つ?