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John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

「穴馬」ファブリシオ、寝技と打撃のミックスでトラヴィスに勝利。意外な「PRIDE最後の残光」が時期挑戦者に。

今回のUFC171.5、FOXスポーツ放送回と次回ナンバーシリーズのはざまで、ひさびさについうっかりの見逃し、録画のがしをしてしまいました。あわてて再放送をば録画したけど、いやああぶなかった。例の「メインやセミなど1時間程度を毎週見ていけば『ワールドプロレスリング』っぽい」というネタ、あながち冗談ではすまないかも(実際、自分も2対買い続けて前半をパスして録画見てる)
さて。
トラビス・ブラウンは何しろジョシュ・バーネットに完勝した選手。、彼がさらにぐーーと上にいけば、ジョシュの評価は相対的にあまり下がらない、という意識でトラヴィスを応援していたが、そうはうまくいなかかったな。
結局一にも二にも、スタミナがなくなってくるといろいろと全体的な磁場が狂うタイプの選手のような気がする。そしてそのスタミナ消耗は基本的に寝技の攻防でのものが、一番大きいのだろう。
ジョシュもこういう戦い方をしたかったのだろうが、結果的に…結果から逆算するなら、やはりファブリシオのそれは通じ、ジョシュのそれは通じなかったという単純な見立てでいいのだろうな。さすが柔術王者。
そして、実のところアリスターとの対戦でも十分に見せた、体の柔軟さを生かした伸びと連打のある打撃。それは一発の怖さこそあまりないが、十分UFCでも相手と渡り合えるものだった。

タイトル戦は相性的にも厳しいかもしれないが、暴れ馬よおめでとう。PRIDEに出た選手で王座に絡もうというファイターは減りこそすれ増えはしまい。
PRIDE帰還兵による、ひさびさの晴れ姿を見届けたい。